スズキ「“軽”バンSUV」!? ジムニー顔の「エブリイ」公開! タフな黒バンパー&シャコ上げ仕様のライツの「コンプリートマシン」登場
カスタムパーツメーカーのREIZ(ライツ)が、スズキ「エブリイ」をベースに、「ジムニー」風のフルバンパーを装着したカスタムカーを、「オートメッセin 愛知」にて実車展示しました。どのような特徴があるのでしょうか。
アゲなスズキ「エブリイ」!
2025年7月26日より、AICHI SKY EXPO (愛知県国際展示場)にて「オートメッセin 愛知」が開催され、会場にはさまざまなカスタムカーが並びました。
なかでも、カスタムパーツメーカーのREIZ(ライツ)が、スズキ「エブリイ」をベースに、「ジムニー」風のフルバンパーを装着したカスタムカーが実車展示され、注目を集めていました。

オートメッセは、1997年より毎年大阪で開催されており、20万人以上の来場者でにぎわう日本有数のビッグイベントです。
そんなオートメッセが今年2025年夏に愛知に初上陸。大阪オートメッセのDNAを受け継ぎつつ、自動車産業の中心地・愛知らしいクルマ文化を創造できるイベントとして、個性あるさまざまなカスタムカーが一斉に集結しました。
なかでもライツは、デザインや光り方にこだわったLEDランプパーツをメインに扱うカスタムパーツメーカー。
ダイハツ「ハイゼットトラック」の軽商用車や軽バンをはじめ、トヨタ「アルファード」や「ヴェルファイア」の大型ミニバンまで、幅広いカスタムパーツを展開しています。
そんなライツが今回実車展示したのは、エブリイワゴンをベースにした1台。前後にはアップタイプの前後バンパーを装着し、“アゲ系”の雰囲気に仕上げています。
なかでもフロントにはスズキのコンパクト本格SUV、ジムニーを彷彿とさせるフルバンパーを装着し、力強いオフローダーっぽさをまとった印象に。リヤには丈の短いフルバンパーが備わります。
車両の特徴について、担当者は以下のように話します。
「このカスタムカーは2025年2月に行われた大阪オートメッセで初めて実車展示を行い、今回2度目の出展になります。
リフトアップ系の路線でオリジナルバンパーを製作し、塗装はラッカー塗装で凹凸のある塗料を施して、アゲ系のイメージに仕上げています。
またヘッドライトや流れるウインカー、テールランプなども自社でつくっています。
内装もクラシックなイメージでシートカバーやハンドル周り、ダッシュボードもブラウン系、ウッド系のパネルで統一するなど、内外装のコンプリートスタイルでつくりました」
メインとなる前後バンパーはエブリイワゴン、エブリイバンのほか、マツダ「スクラムバン」、日産「クリッパーバン」などOEM車にも対応可能。
フロントバンパースポイラーの価格(未塗装、税込み)は7万9750円、リヤバンパースポイラーは7万4800円です。
このほか、クラシックに仕上げたブラウン、キャメルから選択可能なシートカバーや、インパネパネル、サンバイザーカバーなども公式サイトにて販売しています。
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これまでローダウン系のカスタムで攻めていたというライツですが、昨今のアウトドアやアゲ系のトレンドに乗っかり、今回リフトアップ系路線でパーツを製作したとのこと。
反響について、前出の担当者は以下のように話します。
「今までローダウン系をメインに展開していましたが、色々提案していく中であえてこういう路線も選択肢のひとつとして試しにやってみたというところです。
すでに他社さんでこうしたラインナップを展開しているところは多いので、これからどうなるかなと、様子見の段階です」
ライツの初の試みとして今回のカスタムに挑んだとのことでしたが、会場では多くのユーザーが細かく車両をチェックする様子も見られるなど、注目度の高い様子がうかがえました。
なお、販売はパーツ各種、また今回のエブリイやハイゼットトラックなど一部車両については、内外装をコンプリートカーとして仕上げられるパーツのラインナップを行っているとのことです。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。































