高速SAで「足を伸ばして眠れる」のサイコー! なんと“2000円”で寝られる「“めちゃ快適”就寝ベッド」がイイ! ホテルよりオトクな「寝ころびスペース」って?
名神高速道路のEXPASA多賀内「レストイン多賀」には、ホテルより安く宿泊できる快適なスペースが存在しています。一体どのようなものなのでしょうか。
2000円で寝られてサイコー! 快適スペースとは?
長時間のドライブは疲れがたまりやすく、適切な休息が欠かせません。
高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)は、トイレや飲食施設だけでなく、ドライバーの多様なニーズに応える場所として進化しています。
名神高速道路沿いの「EXPASA多賀」(滋賀県多賀町)にある「レストイン多賀」も、そんな施設の一つです。
そんなEXPASA多賀に、2025年4月にひっそりと新たな休息の形を提供するスペースとしてオープンしました。

それが「寝ころびマットレススペース」です。
レストイン多賀は、大浴場を備えた宿泊施設として、従来からホテルタイプの客室やカプセルベッドルームを提供してきました。
そのなかで寝ころびマットレススペースは、より手軽で柔軟な休息を求めるドライバー向けです。
オープンから3か月で約400人が利用し、注目を集めました。
このスペースの魅力は、快適さとプライバシーのバランスにあります。
幅100cmの広々としたマットレスで、足を伸ばしてリラックスしたり、ぐっすり眠ったりできます。
マットレスの周囲には視線を遮る衝立が設置され、プライバシーを確保。
部屋の照明は安眠を妨げない控えめな明るさに調整され、静かな環境で周囲を気にせず過ごせます。
特に男性用スペースでは、荷物整理に便利なカラーボックスが追加され、使い勝手が向上しています。
この寝ころびマットレススペースは男女合わせて8床が用意され、男女別のスペース移動はできません。
セキュリティ面では、鍵付きロッカーやダイヤル式ロッカーが完備され、スタッフによる定期的な館内点検も行われており、安心して利用できます。
利用者の声に応じ、パーテーションの配置を見直してプライバシーを強化したり、カラーボックスを追加したりするなど、細やかな改良が続けられています。
料金は利用時間に応じて手頃に設定されており、4時間で2000円(消費税込、以下同)、6時間で2500円、6時間を超える場合は1時間ごとに500円が追加されます。
営業時間は12時から翌10時までで、夜間や早朝にも対応し、旅のスケジュールに合わせやすい設計です。
レストイン多賀では、寝ころびマットレススペース以外にも多彩なサービスを提供しています。
ホテルのシングルルームは1泊5500円から、カプセルベッドルームは15時から翌10時まで5000円で利用可能。
また、サウナ付きの大浴場も利用することができ、ホテルの宿泊者と寝ころびマットレススペースの利用者は無料で、また日帰りでも大人は1時間まで700円、子ども(12歳未満)は350円で使用できるのも大きな魅力です。
※ ※ ※
レストイン多賀の寝ころびマットレススペースは、派手な宣伝はないものの、長距離ドライブの疲れを癒し、安全な旅をサポートする貴重な存在です。
実用的な設計と利用者の声に基づく工夫により、静かにその価値を高めています。
名神高速道路を利用する際、休息が必要になったら、このシンプルで心地よい空間は、旅の疲れを癒し、リフレッシュできる隠れたオアシスとなるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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