高速道路を「格安で」利用できる方法がある! 知らない人はかなり損してる!? 「ETC」ユーザー対象の「お得な割引サービス」とは?

高速道路を利用する時、いまや「ETC」が必須ですが、ETCにはさまざまな割引制度が用意されています。どのような割引があるのでしょうか。

「ETC」ユーザー対象の「お得な割引サービス」とは?

 高速道路を利用する際、多くの人が「ETC」で料金を支払っています。

 そして、そんなETCには各種割引制度が設けられており、高速道路をオトクに通行することができます。

ETCにはお得な割引制度がある!
ETCにはお得な割引制度がある!

 まずETCの割引は、何のために行われるのでしょうか。

 高速道路は利用区間や時間に大きなバラツキがあり、どうしても渋滞が発生しがちな箇所や混雑する時間があります。

 そこで利用の分散化と渋滞の緩和を目的に、割引サービスが設定されています。

 つまり、利用者が少ない時間やエリアは安くなり、利用者が多い区間や日程・時間帯は割引が適用外になるという仕組みです。

 ETC割引のなかでも、もっとも聞いたことがあるのが「休日割引」でしょう。

 その名の通り、土曜・日曜・祝日は地方部の高速道路通行料金が30%割り引かれる制度です。

 ただし「休日割引対象外」のエリアや「休日割引適用外」の日にちが増えているので注意が必要です。

 名目上は観光の分散化・平準化を目指してとのことですが、首都圏など大都市エリアなど日常的にも利用者が多く週末にも観光客が増えるエリアは対象外エリアとなっています。

 また昨今は「休日割引適用外日」が増えており、ゴールデンウィークやお盆、シルバーウィークや年末年始といった渋滞があらかじめ予測される期間に加え、3連休も適用外となりました。

 これが一部、特に都市部に住んでいる人が割引を受けられず、実質的な値上げだと不評となっていますが、大都市圏の人も活用できる割引サービスが「深夜割引」で、その名の通り、午前0時~午前4時(深夜帯)でのETC利用が30%割引になります。

 またクルマで通勤する人に嬉しいのが「平日朝夕割引」です。

これは平日の午前6時~9時、夕方の午後5時~8時までに割引対象区間を走行すると、5~9回までは30%、10回以上は50%と利用回数に応じて(最大100km相当分)ポイント還元されると割引サービスというもの(注:利用回数が5回/月未満は適用外)。

 高速道路のヘビーユーザーに手厚い割引サービスで、「ETCマイレージ」へ登録することで割引を受けることができます。

 このETCマイレージサービスは、走行距離に応じてポイントが付与されたり、割引分が後ほど還元額として後日返還されるというシステムです。

 ポイントの付き方は道路事業者によって異なりますが、ETCマイレージサービスの登録料や年会費は無料なので、登録しておくことをお勧めします(ネットでの事前登録が必要)。

 もうひとつ、マイカーを利用した旅行を計画しているのなら、出発地と向かうエリア周辺への高速利用がお得な「(高速道路)周遊パス」をチェックしておきたいところです。

 これは、出発地から目的地(エリア)への旅行を予定する場合、日程や出かけたいエリアに該当する「周遊パス」を申し込んでおくと、その日程&区間であれば高速道路を何度乗り降りしても定額で済むという、非常にお得なサービス。

 特に行楽地や観光地の場合、目的地のICが混雑している、または近くの景勝地にも行ってみたい、帰りはあの道の駅にも寄りたい、など旅行プランの変化にも柔軟に対応して高速道路の乗り降りが自由にできるのは大きなメリットと言えるでしょう。

【画像】「えぇぇ!」 これが「あと5年」で”使えなくなる”ETCです!(20枚)

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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