309万円で8人乗れちゃう! トヨタ「最新3列シートミニバン」がスゴイ! 全長4.7m手頃サイズに「所有欲満たす充実カスタム」×「電動スライドドア」が魅力! 「ヴォクシー」ってどんなクルマ?
トヨタのミニバン「ヴォクシー」は2022年のモデルチェンジ以降、高い人気を維持し続けています。人気の理由はどこにあるのでしょうか。
トヨタ「ヴォクシー」ってどんなクルマ?
トヨタのミドルサイズミニバン「ヴォクシー」は、ファミリー層を中心に、日常使いからレジャーまで幅広く対応できる利便性の高さから、多くのユーザーに支持されています。
そんなヴォクシーの魅力はどのようなところにあるのでしょうか。

初代ヴォクシーは2001年に登場しました。兄弟車である「ノア」とともに、当時はFRが主流だったミニバン市場でしたが、現在では主流となっている「背の高いFFスライドドアミニバン」としてユーザーの支持を獲得してきました。
現行モデルは2022年1月にフルモデルチェンジされた4代目で、車幅が拡大されたことで全グレードが3ナンバーサイズに統一され、より存在感のあるボディへと進化しています。
ボディサイズは、全長4695mm×全幅1730mm×全高1895mm〜1925mmで、ホイールベースは2850mmです。
エクステリアデザインは、ノアが落ち着いたデザインを採用しているのに対し、ヴォクシーはよりインパクトのあるフロントフェイスを採用。
現行型では左右がメッシュ形状になっている大胆なグリルと、精悍な目元を強調する伸びやかな細いLEDライトを備え、個性的なキャラクターを演出しています。
グレード構成は「S-G」と「S-Z」の2種類で、それぞれにガソリン車とハイブリッド車が設定されています。
S-Zグレードはひし形をモチーフにしたロアグリルの左右両端下がデイライトとして点灯し、よりダイナミックさが強調されています。
さらに、ヴォクシーには専用のエアロパーツが全車に装着されていることも大きな特徴です。従来のモデルでは通常タイプとエアロタイプの2種類のバリエーション展開となっていましたが、現行型ではエアロタイプのみの設定です。
シルバーメタリックが特徴的なエアスパッツ、リアスポイラーを含めてミニバンの域を超えたスポーティさを演出しています。
それに加え、エクステリアをさらに彩るオプションパーツの豊富さも魅力のひとつです。
フロントのトヨタマークをなくし、青色横一文字に光るLEDライトがオシャレな「シグネチャーイルミグリル」(モデリスタ製品)の他、シルバーメッキをさらにプラスするオプションパーツが多数ラインナップしており、ユーザーの好みに合わせて取捨選択できます。
インテリアはブラック基調で、S-Zグレードは7人乗り、S-Gグレードは7人乗りまたは8人乗りを選択できます。
7人乗り仕様では2列目にキャプテンシートが標準装備されており、ロングドライブでも快適に過ごせる仕様です。
7人乗り仕様の室内空間は、高さ1405mm×幅1295mmを確保。高い天井で頭上空間にゆとりがある上に、幅が広いので隣の人との距離もゆったりしています。
利便性を高める装備として、パワースライドドアが助手席側には標準装備、運転席側はS-Zには標準装備、S-Gはオプションで追加することが可能です。
スマートエントリーシステムも全車標準装備されており、鍵を取り出すことなくドアの開閉が行えます。また、寒冷地での使用を考慮した「快適温熱シート」もオプションで選択でき、冬のドライブを快適にしてくれます。
ラゲッジスペースは、3列目は跳ね上げ式、2列目は8人乗り仕様では座面を跳ね上げてコンパクトにまとめられるチップアップシートを採用したことにより、載せたい荷物にちょうどいい荷室空間がつくれます。
2WD車の床下高は500mmと低い数値になっているので、重い荷物も楽に積み込むことができます。
安全装備は、先進の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が全車に標準装備されています。衝突被害軽減ブレーキや、レーダークルーズコントロールなどの先進的な運転支援機能を搭載。誰でも安心して運転することができます。
パワートレインはガソリン車には2リッター直列4気筒エンジンを搭載(最高出力170PS、最大トルク202Nm)。ハイブリッド車には1.8リッターエンジン+モーターです。トランスミッションにはいずれもCVTで、駆動方式は2WD(前輪駆動)と4WDの両方が選べます。
車両本体価格(消費税込)は、309万円から396万円です。
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日本自動車販売協会連合会が発表した2024年の「乗用車ブランド通称名別順位」によると、ヴォクシーは7万636台を記録。堂々の10位にランクインしています。
この数字は、同じミドルサイズミニバンクラスで2位であり、兄弟車ノアを含めると全ミニバンでトップクラスの実績となります。
デザイン性・機能性・安全性のバランスに優れ、ファミリーカーとしての使いやすさを追求しながら、精悍なデザインであり、自分なりの仕様を選べる楽しさも備えた、魅力的なモデルといえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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