日本イチ有名なSA「海老名サービスエリア」って何が凄い? 一体何が面白いの? いつも「入場待ち」大渋滞も起こる「東名随一のSA」 実は「ギネス記録グルメ」も存在していた
数ある高速道路のサービスエリアの中でも、特に有名なのが東名高速にある「海老名サービスエリア(海老名SA)」です。海老名SAにはどんな特徴があるのでしょうか。注目ポイントやおすすめグルメを紹介します。
海老名サービスエリアの魅力とは
「海老名サービスエリア(SA)」は、東名高速にあるSAです。全国でもトップクラスの人気と来場者数を誇る、まさに“日本一有名なSA”とも言える場所です。
東京方面に向かう上り線と、名古屋方面へ向かう下り線の両方に大規模な施設が設置されており、グルメ・買い物・観光のすべてが1か所で楽しめます。
海老名SAにはどんな魅力があるのでしょうか。

海老名SAは、神奈川県の中央にある海老名市にあります。
東名高速道路の東京ICから約30kmの地点に位置し、上り線(東京方面)からの利用客にとってはいよいよ「旅の終盤」に位置し、その反対に下り線(名古屋方面)の利用客にとっては「最初の大きなサービスエリア」となります。
NEXCO中日本によると、1日あたりの来場者数は、上下線あわせて平均6万人以上。休日や大型連休には10万人を超えることもあり、利用者数は日本一を誇ります。売上高・店舗数ともに国内屈指の規模です。
また、上下線の施設は徒歩で行き来できる構造になっているのも大きな特徴です。
下り線側から上り線の限定メニューを味わいに行ったり、反対側のショップでしか売っていないグッズを購入したりと、柔軟な楽しみ方ができます。
海老名SAの特徴は、グルメが充実していることが挙げられます。ここでは地域色豊かな名物や話題のスイーツを堪能することができます。
海老名の代名詞ともいえる「海老名メロンパン」は、外はサクサクの皮と中はふんわり生地がクセになる一品。48時間で2万7503個を販売し、ギネス世界記録にも認定されるほどの大人気商品です。
バリエーションも豊富で、プレーンのほかチョコやラスク、バウムクーヘンタイプもラインナップされています。
上り線には日本初のフレンチトースト専門店としても知られる「LONCAFE」が出店。
中でも人気なのが海老名SA限定メニュー「海老名いちごとカスタードクリームのフレンチトースト」。見た目も鮮やかで、フレッシュないちごとベリーのソースは観光気分を盛り上げてくれる一皿です。
下り線には隣町の厚木市のブランド豚を炙ったジューシーな「あつぎ豚の炙り豚丼」も見逃せません。
特製の甘辛いタレで味付けされ、旅の途中でも食べやすい味付けになっています。
ほかにも、「武蔵野うどん」「海鮮丼」「ラーメン系」など、和洋中が揃った圧巻のラインナップ。
一度の訪問では味わい尽くせないほど、グルメの選択肢が豊富に揃っています。
さらに海老名SAは、“おいしいものがある”だけではなく、施設全体の快適性にも定評があります。
トイレは広く、案内表示や空き状況のサインが分かりやすく設計されており、混雑時でもストレスなく利用できます。
女性用にはパウダールームも完備されており、化粧直しやリフレッシュに便利です。
さらに、高速道路の利用者だけでなく、一般道からもアクセスできる「ぷらっとパーク」も大きな魅力です。
近隣住民もSAを利用できるように、徒歩や自転車でも立ち寄れるようになっており、近隣ホテルの宿泊者、観光客にも人気です。
特にグルメ目当てで訪れるリピーターも多く、「サービスエリア=ドライバーだけのもの」というイメージを覆しています。
海老名SAはその人気さゆえ、週末や大型連休はかなりの混雑が予想されます。混雑を避けるためには、朝8時以前や平日夕方16時~18時ごろ、雨天の日を狙えば、比較的スムーズに利用できます。
※ ※ ※
海老名SAは、ドライブの合間に立ち寄るだけのスポットではなく、充実したグルメ、快適な休憩環境、観光としても楽しめる施設です。
あらゆる魅力を兼ね備えた“目的地型”のサービスエリアとして親しまれる海老名SAは、グルメ目当てでも、休憩目的でも、一度訪れればきっと「また行きたい」と思わせてくれるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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