レクサスが「コンパクトセダン IS」生産終了を発表! 全長4.7m“手頃サイズ”の「スポーティモデル」販売終了へ 高性能「5リッターV8」&「4WD」モデル消滅… 「IS300h」に集約
レクサスは公式サイト上で、「IS」の複数のモデルを生産終了すると発表しました。
「IS」 ラインナップのほとんどが生産終了へ
レクサスは2025年7月29日までに、公式サイト上で「IS」の複数のモデルを生産終了すると発表しました。

ISは1999年に登場した4ドアコンパクトスポーツセダンです。
初代はトヨタ「アルテッツァ」のレクサス版として北米や欧州で販売されていましたが、2代目以降はレクサス専用車として、日本でも2005年から販売を開始しました。
レクサスのラインナップにおいてはコンパクトセダンの立ち位置を担い、取り回しやすいサイズのボディにレクサスならではの高級感と、ハンドリングに優れたFRレイアウトを採用。
高出力エンジンとあわせ、欧州のCセグメントセダンに並ぶ高いパフォーマンスを特徴としています。
販売開始からは約40の国と地域で累計130万台以上を販売した人気モデルとなっています。
現行型は3代目で2013年に登場。スポーティさに磨きをかけるとともに新デザイン「スピンドルグリル」を採用したほか、先進機能の強化や走行性能のアップデートを果たしています。
2020年11月にはデザインの大幅変更や先進運転支援パッケージ「Lexus Safety System +」の採用、ボディ剛性の向上、さらにパワートレインの変更といった、フルモデルチェンジに近い大幅マイナーチェンジを実施しています。
現在のラインナップは、2リッター直列4気筒ターボエンジンの「IS300」、2.5リッターガソリンハイブリッドの「IS300h」、481馬力を発揮するハイパフォーマンス仕様の5リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載するトップモデル「IS500」の3タイプです。
駆動方式はFRを基本に、IS300hのみAWD(4WD)も設定しています。
ボディサイズは全長4710-4760mm×全幅1840mm×全高1435mm、ホイールベース2800mmです。
直近では、2025年6月にIS500に走行性能を高め、専用内外装を施した特別仕様車「Climax Edition」を設定したほか、7月25日にはIS300およびIS300hを一部改良し、特別仕様車「F SPORT Mode Black IV」を設定しています。
今回の公式サイトの発表によると、ISのうち、IS500、IS350、IS300h(AWDモデル)、IS300を2025年11月に生産終了を予定しているといいます。IS300hに関しては今後も生産されるとみられます。
生産終了モデルについては11月までの生産台数に達した時点で販売終了する予定で、一部のモデルでは販売終了が早まる可能性があります。
レクサスは「販売店までお問い合わせください」としています。
なお、ISの後継モデルについては現在のところ特にアナウンスはありません。
Writer: くるまのニュース編集部
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