日産のコンパクト「“スライドドア”ハイトワゴン」に反響多数! 斬新“和風”マスク×全長4.5m級の「ちょうどイイサイズ」で「限定でも入れて欲しい」「ラフェスタの再来!?」の声も! 欧州モデル「タウンスター」に寄せられた“熱視線”とは

日産が欧州向けに展開する「タウンスター」。日本では売られない小型ハイトワゴン&ミニバンに対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

国内導入に期待する声も

 日産が欧州を中心に展開している最新小型ハイトワゴン&ミニバンが「タウンスター」です。

 日本未導入モデルですが、SNSなどには多くの声が集まっています。

日産のハイトワゴン「タウンスター」に寄せられた「期待の声」とは
日産のハイトワゴン「タウンスター」に寄せられた「期待の声」とは

 タウンスターは、第3世代のルノー「カングー」をベースに開発された兄弟車で、メルセデス・ベンツ「シタン/Tクラス」とも基本構造を共有しています。

 アライアンスが開発した「CMF-Cプラットフォーム」を採用し、フランス・モブージュ工場で共同生産されます。

 ボディバリエーションも多く、乗用モデルの「タウンスター・コンビ(5人乗り)」と「エバリア(7人乗り)」、商用仕様の「パネルバン(標準・ロング)」や「クルーバン(乗用兼用バン)」などが設定されています。

 乗用タイプでも後席格納時は最大3750リットルの大容量ラゲッジスペースを確保。実用性重視の設計思想が貫かれています。

 外観も独自のデザインが採用されています。

 特にEV版では「アリア」を彷彿とさせるフロントマスクに、「組子(KUMIKO)」パターンのグリルレスシールドが組み合わされています。

 ボディサイズは標準ホイールベース「L1」で全長4488mm×全幅1860mm×全高1838mm。ロング「L2」では全長4910mmに拡大されます。

 インテリアも商用車ベースとは思えぬ上質感を備え、水平基調のクリーンダッシュボードに8インチのタッチスクリーンを標準装備。上級グレードでは10インチのデジタルメーターも設定されます。

 前席周辺だけで49リットルもの収納スペースを確保し、その使い勝手の良さから配送用途から個人のレジャーユースまでカバーします。

高い視認性に加え収納スペースも多く、使い勝手に優れた日産「タウンスター」のインパネ回り

 パワートレインはガソリン・ディーゼルとEV(電気自動車)などが仕向け地域ごとに設定されています。

 ガソリンモデルは1.3リッター直噴ターボ(最高出力:130PS/最大トルク:240N・m)を搭載。6速MTが標準ですが、一部グレードでは7速DCTも用意されます。燃費はWLTP複合で約14.9km/L~15.6km/Lと優秀です。

 EVモデルは、最高出力122PS・最大トルク245N・mのモーターに45kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせます。最大航続300km(WLTP複合モード)を実現し、市街地では433kmに達するケースもあります。

 充電性能も高く、AC普通充電は22kW、DC急速充電は最大80kWに対応。15%から80%までを約37分で充電可能で、商用ユースにも配慮されています。

 安全・運転支援機能も充実。日産の先進運転支援「プロパイロット」はEVモデルに搭載され、360度カメラやプロパイロットパーキング、自動緊急ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)、死角警報、車線維持支援、牽引安定制御など、20種類以上のADAS(先進運転支援機能)が備わります。

 すでにルノー版のカングーは導入済みで、国内のニッチな需要に応えており、今すぐタウンスターが導入されるのは望み薄でしょう。

 しかしバン・ワゴンモデルのEVラインナップがない国内向けに、商用バンやミニバンタイプのタウンスターEVを限定的に導入するのはありかもしれません。

 日産の英断に期待したいところです。

EV版だけでも国内導入を期待! 日産の欧州向けハイトワゴン・ミニバン「タウンスター」

※ ※ ※

 日本では売られない小型ハイトワゴン&ミニバンのタウンスターシリーズに対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

 多かったのは、「(国内の日産は)販売不振なんだから、四の五のいわず片っ端から色々入れたらいい」「EVバンなら需要ありそう。今ならライバルもいないしチャンスあり!」「カングーなど気にせずやっちゃえニッサン!」など、国内導入もアリと考える意見の多さです。

 また「(小型ミニバンの)ラフェスタを思い出す」「NV200がモデルチェンジするらしいけど、これと統合されるのかな」など、日産でかつて売られていた、あるいは数年後にモデルチェンジすることが明らかにされているモデルなどと比較するコメントも見られました。

 経営不振が伝えられ、国内の追浜工場(神奈川県横須賀市)閉鎖のニュースが流れるなど、明るい話題に乏しい日産ですが、多くのファンたちは、日産が少しでも上向きになるような新たな策のひとつとして、新型車導入に前向きな様子が伝わってきます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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