「リッター26km」走る! トヨタ“新”「プリウス」発表! 223馬力の「高性能モデル」!黒エンブレム×黒ホイールの「ナイトシェード」何が違う?
2025年7月1日、トヨタは「プリウス」を一部改良するとともに、プラグインハイブリッド車(PHEV)をベースとした特別仕様車「G“Night Shade”」を新たに設定・発売しました。
“黒”まとうエモーショナルなプリウス
トヨタは2025年7月1日、主力モデル「プリウス」に一部改良を加えると同時に、新たな特別仕様車「G“Night Shade”」を発売しました。
今回の特別仕様車は、プラグインハイブリッド車のGグレードをベースに、外装をブラックで統一することで、よりスタイリッシュでスポーティな印象を演出しています。

1997年に誕生したプリウスは、世界初の量産型ハイブリッドカーとして登場しました。以降、低燃費性能と環境性能を武器に、グローバル累計販売台数約505万台を記録するなど、エコカーの先駆けとしての地位を確固たるものにしています。
プリウスの特徴でもある「モノフォルムシルエット」は、モデルチェンジを重ねるなかでも継承されてきたデザインアイコンです。現行モデルは2023年に登場した5代目で、「Hybrid Reborn」をコンセプトに大幅な刷新が行われました。
現行モデルのボディサイズは、全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mmで、ホイールベースは2750mm。第2世代TNGAプラットフォームを採用し、低重心でワイド&ローなスタンスを実現しています。
インテリアでは、「アイランドアーキテクチャー」の設計思想のもと、開放感のある広々とした空間と、直感的に操作できるドライバー中心のコックピットを両立。車内の快適性と運転の楽しさを両立した設計となっています。
パワートレインには、1.8リッターと2.0リッターのハイブリッドシステム、そして2.0Lのプラグインハイブリッドシステム(PHEV)を用意。
PHEVモデルは高出力モーターと大容量バッテリーを搭載し、システム最高出力164kW(223PS)、19インチタイヤ装着車で26.0km/Lの低燃費、EV走行距離は87kmを実現しました。
さらに、停電などの非常時に役立つ給電モードや、駐車中に車内で電力を使える「マイルームモード」などの機能も採用。日常使いから非常時対応まで幅広く活用できる仕様となっています。
そして今回の改良では、全グレード(Xを除く)にETC2.0を標準装備。Zグレードには12.3インチディスプレイオーディオやデジタルインナーミラー、ドライブレコーダー(前後)も標準化されました。利便性と安全性の向上が図られた内容となっています。
注目の特別仕様車「G“Night Shade”」では、足まわりや外装の各パーツをブラックで統一。
フロントバンパーロアグリル、リヤバンパーロア、ドアハンドル、センターピラー、ホイールアーチなどを艶ありブラックで仕上げたほか、ブラックのトヨタエンブレムやPHEVエンブレム、19インチアルミホイールを採用し、精悍なスタイルに仕立てられています。
インテリアでも黒を基調にしたコーディネートが施され、ブラック加飾のインストルメントパネルや専用ストライプをあしらった上級ファブリックシートを採用。運転席には6ウェイマニュアルスポーティシートが備えられ、走りの楽しさを予感させる装備内容です。
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プリウスはその環境性能と先進性で長年支持されてきましたが、近年はスポーティなデザインや走りの魅力でも注目されています。
特別仕様車「G“Night Shade”」は、そうした現行プリウスの魅力をさらに際立たせる一台として、注目が集まっています。
価格は、ベースとなるPHEVの通常の「G」グレードが384万7300円なのに対し、今回の特別仕様車「G“Night Shade”」は394万7300円(すべて税込)に設定されています。
Writer: Peacock Blue K.K.
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