ホンダの斬新「商用バン」がスゴイ! めちゃ低燃費×「車内ひろびろ」ってサイコー! “実用性抜群”のコンパクト商用車「パートナー」とは!

ホンダが展開していたライトバンタイプの商用車「パートナー」とは、一体どのようなクルマだったのでしょうか。

ホンダの斬新「商用バン」がスゴイ!

 ライトバンタイプの商用車といえば、トヨタの「プロボックス」や日産の「AD」が有名ですが、実は過去にはホンダも同タイプの商用車を販売していました。

 そのクルマの名は「パートナー」。

 すでに生産を終了していますが、今でも見掛ける機会が多く、根強い人気を誇る一台です。

ホンダの斬新「商用バン」がスゴイ!
ホンダの斬新「商用バン」がスゴイ!

 もともとホンダでは「シビックプロ」という、「シビック」ベースのライトバン型商用車を販売していました。

 初代シビックプロは1983年に発売され、1987年には2代目が登場し、1996年に13年間のモデルライフを終えて生産終了となりました。

 その際に、シビックプロの後継として入れ替わりに発売されたのがパートナーです。

 1996年3月に発売されたパートナーは、同じステーションワゴンの「オルティア」がベース。

 そしてオルティアは6代目シビックがベースのため、ある意味シビックプロと同じ、シビックベースの商用車といえるかもしれません。

 こうして登場したパートナーのボディサイズは全長4570mm×全幅1695mm×全高1460mm。

 オルティアの装備を簡素化した構造となっており、大きなサイズ変更やホイールベースの延長などは行われていませんでした。

 搭載するパワーユニットは、最高出力91馬力の1.3リッター直列4気筒 SOHCエンジン「D13B型」、最高出力105馬力の1.5リッター直列4気筒 SOHCエンジン「D13B型」、最高出力120馬力の1.6リッター直列4気筒 SOHCエンジン「D16A型」の3種類。

 トランスミッションには5速MTと4速ATを用意し、駆動方式はFFと4WDがラインナップされていました。

 1997年には低公害の「ホンダクリーンエアビークル」として、「パートナー1.6LEV」が登場。有害物質の排出を抑えつつ、燃費向上を実現させました。

 そんなパートナーは2006年3月にフルモデルチェンジが行われ、2代目モデルが登場。

 ベース車がオルティアから「エアウェイブ」に代わったことで、センタータンクレイアウト構造による広い車内空間と余裕のある荷室スペースを備えるほか、6:4の分割可倒式シートやタコメーターなど商用ライトバンでは珍しい装備も採用していました。

 またボディサイズは、全長4350mm×全幅1695mm×全高1515mmと、先代と比較して若干コンパクト。

 使い勝手にくわえて取り回しも良く、燃費も16.4km/L(10・15モード)と良好という、商用車として非常に優れた魅力を持つ一台でした。

 しかし2010年にベースとなったエアウェイブが販売終了となり、同時に2代目パートナーも販売を終了。

 残念ながら後継モデルは登場せず、同車以降はホンダの商用ライトバンは販売されていません。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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