ホンダが「新・軽乗用車」先行公開! 丸目顔デザインがイイ!? 新「N-ONE e:」今秋発売! 販売店に寄せられる声は

2025年秋の発売に先立ち、8月1日から先行予約の受付が始まるホンダ「N-ONE e:」。 すでに登場が予告されていたN-ONE e:ですが、販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。

ホンダが軽乗用EV「N-ONE e:」を先行公開、「日常のパートナー」コンセプトの電気自動車

 日常の移動と暮らしを支える軽乗用車「N-ONE e:(エヌワン イー)」の情報がホンダのホームページで先行公開されました。

 2025年秋の発売に先立ち、8月1日から先行予約の受付が始まります。

 すでに登場が予告されていたN-ONE e:ですが、販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。

ホンダ「N-ONE e:」に対する声は?
ホンダ「N-ONE e:」に対する声は?

 ホンダは、2024年10月に発売した軽商用EV「N-VAN e:」に続く第2弾として、乗用ユースの軽EVを投入します。

 N-ONE e:は、「e:Daily Partner(イー デイリー パートナー)」をグランドコンセプトに掲げ、日本市場に求められるEVのあり方を追求して開発されました。

 開発担当者は「N-ONEの可愛らしいキャラクターや愛着のあるフェイスといった部分は継承しながらも、EV化によって特徴を際立たせることを意識しました」と語ります。

 愛着の湧くエクステリアデザインとゆとりある室内空間、取り回しの良さをホンダ乗用車の原点である「N360」から継承しつつ、EVならではの力強くクリーンな走りと静粛性を加えることで、幅広い顧客に支持されるスタンダードなEVを目指しています。

 N-ONE e:の航続距離は、WLTCモードで270km以上を実現。日常生活で安心して使用できる距離を確保しています。

 また、給電機能やV2H(Vehicle to Home)など、EVならではの暮らしに役立つ機能も備えています。

 開発担当者は「ガソリン車から乗り換えても、操作性はまったく違います。EVモーターによるリニアな加速が特徴で、踏んだ分だけパワーが出る特性があります。町中での合流シーンや坂道での踏ん張り性能は、ガソリン車と比べると圧倒的な強さがあります」と説明します。

 車重は従来のN-ONE(ガソリン車)と比較して「200kg弱」増加したとのことですが、それに合わせて足回りのセッティングやステアリングのセッティングも進化させています。

 エクステリアデザインは、N-ONEのシンプルながら愛着の湧くデザインをベースに、EVならではのクリーンさを加えています。

 フロントフェンダーやリア周りのガラスを含めたテールゲート全体に強く張りのある曲面を取り入れ、上質な立体感とすっきりとした印象を両立させています。

 リアバンパーはフェンダーに沿って丸くしぼり、後方からもリアタイヤが見えるようにすることで軽快で安定したスタンスを表現。

 インテリアは、視界に入るインストルメントパネル上部を薄く軽やかな造形とし、四隅や角を感じさせないデザインにすることで、室内の広がりを感じる空間を実現しています。

インストルメントパネルやドアパネルの一部、ステアリングパッドに同系色の明るいカラーを用いることで、室内全体の一体感と水平基調の印象を高め、快適な運転環境を目指しています。

 開発担当者は「ボンネットとインストルメントパネルの上面をフラットに仕上げることで、前方が見渡しやすく、車幅感覚もつかみやすい安心して運転できる視界を追求しました」と語ります。

 さらに、機能ごとの操作スイッチをインストルメントパネル中央に集中的に配置。中段には運転席からも手が届きやすいワイドトレーを設置し、日常使いにおける利便性を高めています。

 そんなN-ONE e:ですが、EV化する上で最も難しかったのは「ホンダが得意とするパッケージングの良さを損なわないようにすることだった」と開発担当者はいいます。

「EVにするということは、エンジンルームの中もエンジンからモーターやチャージャーに変わりますし、床下には当然ガソリンタンクからバッテリーを積むことになります。

 元々ホンダが売っているMMコンセプトと呼ばれるパッケージングの良さでお客様にご好評いただいているんですけども、そこを損なわないようにEV化するところが一番難しかったです」

 開発途中で何度も挫折しそうになったという苦労を乗り越え、リアシートのダイブダウン機能やチップアップ機能(座面を上に跳ね上げる機能)など、ガソリン車N-ONEの特徴をそのまま継承することに成功しています。

※ ※ ※

 開発担当者は、N-ONE e:のターゲット層について「40代、50代の女性や20代の女性はもちろん、男性でも十分安心して使っていただける車になっています。現在N-ONEに乗られているお客様にぜひ、ガソリン車からEVの良さを認識していただきながら、ご購入を検討していただければと思います」と語ります。

 すでに一部のホンダ販売店では、N-ONE e:の先行情報に対して多くの問い合わせが寄せられているといいます。

 あるホンダカーズの販売担当者は「現在のN-ONEオーナーからの問い合わせが特に多く、EVへの切り替えを前向きに検討されるお客様が増えています。特に普段の買い物や通勤など、日常の足として使われる方々からの関心が高いです」と話しています。

 また別の販売店では「270km以上という航続距離は、都市部での使用には十分という声をいただいています。給電機能やV2Hなどの災害時にも役立つ機能についても、多くのお客様が高い関心を示されています」と述べていました。

【画像】「えっ…!」 これがホンダ新「軽ワゴン」です!(30枚以上)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー