トヨタは2025年5月19日より、一部仕様を変更した「カローラツーリング」の販売を開始しました。

　カローラシリーズのステーションワゴンとしてラインナップされるカローラツーリングですが、最新モデルは何が変わったのでしょうか。

　初代カローラは1966年11月に登場。当初「2ドアセダン」からスタートし、そして、1967年5月には4ドアセダンと商用車の2ドアバンが追加されました。

　その後もモデルチェンジを重ね、2007年10月に発売された「カローラルミオン」を除き5ナンバーサイズのボディを守ってきたカローラシリーズですが、2018年6月発売の現行「カローラスポーツ」が3ナンバーボディを採用。

　それにともない、2019年9月に発売された同じく現行型（12代目）カローラツーリングも3ナンバーボディとなりました（セダンも同様）。

　カローラツーリングのボディサイズは全長4495mm×全幅1745mm×全高1460mm、ホイールベース2640mm。

　エンジンは1.8リッター直列4気筒エンジン＋モーターのHEV（ハイブリッド）のみで、トランスミッションは電気式無段変速機です。

　駆動方式はFFと4WD（E-Four）があり、燃費（WLTCモード）は24.9km／L～29.5km／Lです。

　今回の一部仕様変更で最も大きな変化は、ガソリンモデルが廃止されてすべてのグレードがハイブリッドとなったことです。

　同時に改良が発表されたカローラセダン、カローラスポーツも同様ですが、これにより、カローラシリーズがハイブリッド専用モデルになりました。

　一方で装備は充実。ドライブレコーダー（前方）＋バックガイドモニター（簡易録画機能付き）（W×Bグレードに採用）、ブラインドスポットモニター＋安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ（後方接近車両）（W×B、およびGグレードに採用）など、安全装備が標準化されました。

　また、205／55R16タイヤ＆16×7Jアルミホイール、LEDフロントフォグランプ（Gグレード）も標準装備となっています。

　一部仕様変更を受けたカローラツーリングの価格（消費税込）は235万9500円から334万2900円です。

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　カローラツーリングは適度なサイズと広い荷室が人気のステーションワゴンです。

　セダンと同様に国内におけるラインナップが少なくなってきているステーションワゴンは、とても貴重なモデルです。

　今回の一部仕様変更でパワーユニットの統廃合はありましたが、今後もトヨタにとって重要な車種であることは変わらないでしょう。