262万円で買える! ホンダ新「“3列6人乗り”コンパクトミニバン」発売! 全長4.3m“ちょうどいいボディ”&「両側パワースライドドア」標準装備! 最上級より「100万円近く」オトクな「フリード」最安モデルとは?
ホンダは2025年3月27日に「フリード」ガソリンモデルの一部改良を発表し、同年7月24日に発売しました。なかでも最も安価なモデルとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
最安モデルの仕様とは?
ホンダのコンパクトミニバン「フリード」は、日本自動車販売協会連合会が発表する新車販売ランキング(2025年1月から6月)で、トヨタの「ヤリス」「カローラ」「シエンタ」に次ぐ4位にランクインするなど、高い人気を誇る車です。
2025年3月27日には、フリードのガソリンモデルにおいて一部改良を発表し、同年7月24日に発売しました。
そのなかでも最も安価なモデルとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

フリードは、コンパクトミニバン「モビリオ」の後継車として2008年に登場しました。
コンパクトなボディながら、広々とした室内空間を持ち、「毎日にちょうどいい」サイズ感が多くのユーザーから高く評価されています。
そんなフリードには複数のグレードが設定されていますが、なかでも最も安価なエントリーモデルとして設定されているのが、「AIR(FF 6人乗り)」です。
ボディサイズは、全長4310mm×全幅1695mm×全高1755mm、ホイールベースは2740mmです。
エクステリアは、AIRらしいシンプルかつ洗練されたデザインが特徴で、上位グレードの「AIR EX」と比較しても、足回りのスタイリング以外に大きな違いはありません。
ボディカラーは「フィヨルドミスト・パール」を含む全6色が用意されています。
また、2025年3月に行われた一部改良では新たな外装塗料が採用され、従来のアクリルメラミンクリア素材から、より高機能なクリア素材に変更されているのもポイントです。
これにより、ボディに艶感が加わるだけでなく、耐久性が従来比で1.5倍以上に向上しています。
インテリアは、グレージュカラーのファブリックシートを基調とし、日常使いに最適な落ち着いた空間を演出しています。
6人乗りの3列シートは、子育て世代にも使いやすい動線が確保されており、エントリーモデルでも両側パワースライドドアを標準装備するなど、快適性と実用性を両立。
リラックスできる室内環境が整っています。
また、コネクテッド技術「Honda CONNECT」に対応しており、スマートフォンを使ってエアコンの操作や車両の位置確認が可能です。
安全装備としては「Honda SENSING」を標準搭載。
運転中の危険をシステムが回避する支援機能により、安心感が得られます。
ただし、今回の改良で追加された「アダプティブドライビングビーム」や「後退出庫サポート」などの一部装備や運転支援機能は、AIRグレードには適用されていない点に注意が必要です。
パワーユニットには、1.5リッターi-VTECエンジンを採用。
高出力118ps、最大トルク142Nmを誇り、燃費はWLTCモードで16.5km/Lです。
なお、AIR FF(6人乗り)の価格(消費税込み)は、262万3500円で最上級モデルの「e:HEV CROSSTAR 4WD(6人乗り)」(360万2500円)と比較すると、97万9000円オトクな価格設定となっています。
Writer: 紫苑玲
栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。









































