トヨタの「“7ドア”ミニバン」がスゴかった! 「エスティマやbBみたい!」「インテリアが好き」の声も! 斬新すぎる「F3R」米国モデルへの反響は?

かつてトヨタが北米で発表した「F3R」は、左右3枚ずつとテールゲートを備えた“7ドア”仕様のコンセプトカーでした。どのような反響が寄せられたのでしょうか。

「エスティマ×bB」みたいな斬新スタイルの“7ドア”ミニバン!?

 2025年10月に「ジャパンモビリティショー2025」が開催される予定です。

 前身の「東京モーターショー」をはじめ、世界各地のモーターショーでは、さまざまなコンセプトカーが披露されます。

ドアが7枚の斬新ミニバン!
ドアが7枚の斬新ミニバン!

 過去を振り返ると、奇想天外なコンセプトカーがあったのですが、なかでも、2006年の「北米国際自動車ショー(デトロイトショー)」でトヨタが公開して「F3R」は斬新なコンセプトカーとして話題になりました。

 F3Rは、トヨタの米国デザイン拠点Calty(キャルティ)と先進戦略チームによる共同プロジェクトで開発され、若年層への訴求を意識した「クールなミニバン」をめざしていました。

 テーマは「Living Room On Wheels(車輪の付いたリビングルーム)」。3列シートのレイアウトで最大8名が乗車可能。大胆なエクステリアとエンターテインメント性を重視したインテリアが組み合わされています。

 F3Rの最大の特徴は「7ドア構成」にあり、左右にそれぞれ3枚のドアと、後部テールゲートを加えた設計を採用。そのうち2枚目と3枚目のドアは観音開きとし、大開口を実現しました。

 これにより、乗降性の向上だけでなく、ラウンジのような開放感を演出しています。

 スタイリングは、くさび形の「ウェッジ」シルエットと「ボックス」形状を融合させ、箱型のコンパクトカーとして人気を博した「bB」にも通じる直線基調のボディに、22インチホイールを四隅に配置。広い車内を予感させるスタイリングとなっています。

 そして、“ラウンジ化”されたインテリアも注目となっており、運転席は回転式、助手席はシェーズロングに変形可能。2列目シートは床下に収納したり、L字ソファ化が可能で、センターにはチャイルドシート装着用のギミックも備えていました。

 さらに、3列目には視界を確保するスタジアムシートを採用し、“動くリビングルーム”という提案を体現していました。

 照明も工夫されており、シートやドアには光ファイバーを織り込んだ青色アンビエントライトを採用。モード切替で色調が変化するデジタルメーターや、車内全体のAVや照明を制御できる着脱式リモコンも用意され、居住空間としてのこだわりが随所に感じられます。

 さらに、車載技術では、映画やゲーム用のフラットパネルを2基搭載するなど、当時としては斬新な装備が並んでいました。

 パワートレインの詳細は明らかにされませんでしたが、ボディに「ハイブリッドシナジードライブ」のバッジが配されており、ハイブリッドシステムを搭載するものと思われます。

 そんなF3Rに対して、今でもさまざまな反響が寄せられています。

「これ、かっこいいなぁ」「長いなー」「エスティマにも見えるし、bBにも通じるデザインですね」といった、スタイリングに関する声が見受けられます。

 また、「ラウンジみたいなインテリアが好き…」「F3Rのインテリアで2列シート、スライドドアのクルマ出してくれー!」など、斬新かつ豪華なインテリアに興味を持つ人もいました。

【画像】超カッコいい! これが斬新「“7ドア”ミニバン」です!(30枚以上)

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Writer: くるまのニュース編集部

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