スバル最新「クロスオーバーSUV」発表! 最上級より「100万円以上オトク」な“2WD車”がコスパ最高! 「クロストレック Touring」最安モデルとは?
スバルは「クロストレック」の一部改良モデルを発表しました。同車のなかでも最安グレードである「Touring(FWD)」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
「クロストレック Touring」最安モデルとは?
スバルは2025年7月10日、クロスオーバーSUV「クロストレック」の一部改良モデルを発表しました。
今回の一部改良では、特別仕様車である「Limited Style Edition」をラインナップに加えるとともに、ボディカラーや安全機能がアップデートされています。
最安グレードである「Touring」にはどのような改良が加えられたのでしょうか。

スバルのクロストレックは、2022年12月に発表されたクロスオーバーSUVです。
前身となるモデル「XV」からフルモデルチェンジを繰り返して誕生した現行モデルですが、今回の改良ではボディカラーのラインナップ拡充に加え、安全機能のアップグレードが実施されました。
最安グレードであるTouring(FWD)のボディサイズは、全長4480mm×全幅1800mm×全高1575mm、ホイールベースは2670mmと、本格SUVながらもコンパクトな仕上がりとなっています。
エクステリアは無骨かつスポーティなデザインで、都会部からアウトドアシーンまで、様々な用途での活躍が期待できます。
足回りには「225/60R17 オールシーズンタイヤ&17インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)」を採用し、スタイリッシュさにより磨きがかかっています。
ボディカラーは今回の改良で大きく見直されたポイントです。
パッと目を引く鮮やかな「シトロンイエロー・パール」とシックな「サンドデューン・パール」が新色として追加され、スタンダードカラーと合わせて全8種類から選択できます。
インテリアはブラック基調とし、クールな印象を受けます。
コクピットには「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム」が標準装備されており、ナビゲーション機能はメーカーオプションにて装着が可能です。
最安グレードとしては珍しく、後席にはType-AとType-CのUSB電源が1つずつ用意されています。
安全装備として「アイサイトコアテクノロジー」「運転支援テクノロジー」「視界拡張テクノロジー」の3つを備えており、最新の技術が運転をサポートします。
また、「ドライバー異常時対応システム」と「ドライバーモニタリングシステム」の連携を強化することで、ドライバーのわき見や居眠りが長時間続いた場合にも、ドライバー異常時対応システムが作動するように改良されました。
パワートレインには、2リッター水平対向4気筒DOHC直噴エンジンをアシストする小型モーターを搭載したマイルドハイブリッド「e-BOXER」を組み合わせ、最高出力145馬力、最大トルク19.2kgf・mを発揮。燃費消費率はWLTCモードで16.4km/Lを記録します。
そのほかのグレードとして、2.5リッターストロングハイブリッドと先進機能を搭載した最高級の「Premium S:HEV EX」および「Premium S:HEV」、e-BOCERを搭載し、充実装備の上位グレード「Limited」、Limitedをベースとした特別仕様車「Limited Style Edition」、そして最安グレードであるTouringから構成されています。
駆動方式は、AWDはもちろんのこと、クロストレックではe-BOXER車にFWD(前輪駆動)も設定。
四駆を得意とするスバルですが、非降雪地帯でAWDが不要なユーザーや、価格を抑えてコストパフォーマンスを重視するユーザーに前輪駆動のクロストレックは選ばれています。
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クロストレックTouring(FWD)の価格(消費税込)は、301万4000円。最上級のPremium S:HEV EX(405万3500円)より100万円以上安い価格で販売されます。
Writer: 青木一真
埼玉県生まれ。宅配ドライバーを経験した後に、車中泊関連の記事執筆を開始。現在はフリーライターとして、車メディアに従事している。自動車は輸入車、スポーツカー、SUV、ミニバン、軽自動車の所有を経験。月間3000kmほどを走行している。






























































