「シビック タイプR」は、国内外で高い人気を誇るホンダのスポーツモデルですが、2025年1月に特別仕様車「RACING BLACK Package」が登場しました。

　一体どのようなクルマなのでしょうか。

　2022年にフルモデルチェンジを果たし、6代目としてデビューしたシビック タイプRは、グリル開口部を拡大した迫力あるデザインに進化し、最高出力の向上や安全運転支援システムの充実など、大幅な改良が施されました。

　待望の新型モデルとして、発売直後から予約が殺到し、一時受注が停止されるほどの人気ぶり。

　その後、2024年末に「2025年1月16日より受注再開」と発表され、同時に新たなパッケージとしてRACING BLACK Packageが公開されました。

　RACING BLACK Packageは、ホンダが長年培ってきたレーシングスピリットを体現した特別なインテリアが特徴で、通常モデルよりもラグジュアリーな仕上がりとなっています。

　たとえば、ダッシュボードには上質なスエード調素材を採用し、ドアの内張りにも同様の素材を使用。

　インテリアパーツは、ステアリングのホンダロゴの「赤」、ステアリングやシート、シフトの白いステッチ、シフトノブやガーニッシュの「シルバー」を除き、すべてシックな「黒」で統一。

　ラグジュアリーかつスタイリッシュな室内空間を実現しています。

　室内を黒で統一することで、デザイン性を高めるだけでなく、光の反射を抑える効果もあります。

　これにより、ドライバーは運転に集中でき、「新たなドライビングプレジャー」を体感できるとされています。

　なおボディカラーは、チャンピオンシップホワイト、ソニックグレー・パール、クリスタルブラック・パール、フレームレッド、レーシングブルー・パールの5色が用意されています。

　販売価格（消費税込み）は599万8300円で、標準モデル（499万7300円）と比べ約100万円高となっています。

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　RACING BLACK Packageは、黒で統一された高級感ある内装で、他とは一線を画す一台です。

「違い」を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。

　ただし、残念ながら現在は再び受注が停止されており、購入が難しい状況です。

　受注が再開されたとしても、入手は容易ではないかもしれません。