1リッターで“30km”走れる! トヨタ新「“5人乗り”セダン」が凄い! 新車227万円で「ハイブリッド」搭載の“ちょうどいい”実用車! パワフルな加速も楽しめる「新カローラ」とは!

2025年5月19日に一部改良モデルとして発売したトヨタ「カローラ」。一体どのような部分が進化したのでしょうか。

1リッターで“30km”走れる! トヨタ新「“5人乗り”セダン」が凄い!

 トヨタは2025年5月19日に「カローラ」の一部改良型を発売しました。

 今回の改良ではどのような部分が進化したのでしょうか。

1リッターで“30km”走れる! トヨタ新「“5人乗り”セダン」が凄い!
1リッターで“30km”走れる! トヨタ新「“5人乗り”セダン」が凄い!

 カローラは1966年に初代が登場して以来、大衆の実用車として時代の要望に応え続けてきたロングセラーモデルです。

 ハッチバックやステーションワゴンなど、様々なボディタイプの派生車種を加えながらラインアップを拡大し、ファミリーカーの定番として世界150以上の国と地域で人気を博しています。

 現行型の12代目は2018年6月、まず5ドアハッチバックの「カローラスポーツ」が先行して登場。その後2019年9月にセダンのカローラとワゴンの「カローラツーリング」が同時に投入されました。

 TNGA GA-Cプラットフォームを採用することで剛性と乗り心地を高め、低重心でスポーティな外観と日本の道路事情に合わせた取り回しの良さを両立しています。

 そんな12代目カローラのボディサイズは全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mmで、ホイールベースは2640mm。

 グローバルモデルよりコンパクトにまとめつつ、フロントの大型ロアグリルや張り出したホイールフレアでワイドなスタンスを表現し、また最小回転半径5mを確保して狭い市街地でも扱いやすいです。

 インテリアでは薄型かつワイドなインストルメントパネルによって開放感を演出し、スポーティシートやリバーシブルデッキボードなど使い勝手と質感の向上を図りました。

 ディスプレイオーディオを全車標準装備し、スマートフォン連携によるコネクティッドサービスも利用できます。

 デビュー当初のグレード展開は、上質志向の「W×B」、装備と価格のバランスが取れた「G」、ベーシックな「S」、そして最廉価の「G-X」による構成でした。

 安全面においては、自転車や夜間歩行者にも対応する最新の「Toyota Safety Sense」を全車に標準化し、インテリジェントクリアランスソナーなどの予防安全装備を充実させました。

 2019年の発売後も改良を重ね、2020年10月にはツートーンの外装色と非常時給電システムを追加。2021年7月にはペダル踏み間違い抑制機能とナノイーXを導入しました。

 そして2022年10月に実施された大幅改良では、ハイブリッドシステム刷新と安全装備拡充、10.5インチディスプレイオーディオPlus採用など「パワートレーン」「安全」「コネクティッド」の三本柱を強化し、ドライブレコーダーとバックガイドモニターも標準化しています。

 その後もグレードの整理や特別仕様車の設定などを経て、現在に至ります。

 このような現行カローラに今回行われた一部改良では、これまでメーカーオプションとして設定されていた装備を標準化。

 最上級のW×Bグレードでは、前方録画機能付きドライブレコーダーとバックガイドモニターが装着されました。

 さらに、スマートフォンをかざして解錠できるデジタルキーと高機能ディスプレイオーディオPlusを採用し、購入直後から最新のコネクティッドサービスを利用できます。

 またGグレードでは、後方からの接近車両を検知するブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキ(後方接近車両)を標準装備し、死角確認と後退時の衝突リスク低減を両立。

 くわえて、205/55R16タイヤを履く切削光輝仕上げの16×7JアルミホイールとLEDフォグランプを組み合わせ、足元のスタビリティと精悍さを高めました。

 さらに、シリーズ全車がハイブリッド専用となったのも、今回の一部改良のポイントです。

 燃費性能と静粛性が向上し、アクセサリーコンセント選択時には給電アタッチメントが無償で付属するため、停電時やアウトドアでの電力供給にも対応可能です。

 従来には1.5リッターエンジンや1.2リッター直噴ターボエンジンも設定されていましたが、今回は1.8リッターハイブリッドシステムに一本化されました。

 このハイブリッドシステムはモーター出力とインバーター効率を高めることで発進時に素早く力強いトルクを立ち上げ、巡航時にはエンジンとモーターを緻密に協調制御して、滑らかな加速と30.2km/Lの低燃費を両立(ベースグレードでの値)。

 また4WD(E-Four)モデルでは後輪をモーターで駆動し、雪道や雨天でも安定した走行を実現。

 高いエネルギー回生能力により下り坂での減速もスムーズで、街中から高速道路まで静かで快適な移動を可能にしました。

 このように改良が実施された新しいカローラは、装備充実と電動化の相乗効果により安全性、利便性、環境性能の三拍子を一段と高い水準で備えたモデルへと進化しています。

※ ※ ※

 改良型カローラの車両価格(消費税込)は、2WDモデルが227万9200円から、4WDモデルが336万6000円から販売されています。

【画像】超カッコイイ! これがトヨタ新「“5人乗り”セダン」です!(38枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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