1泊2500円! 「コンビニで“車中泊”出来るのサイコー!」 ローソンが始めるのなぜ? 実店舗に行ってみた! 14日から利用可能に
ローソンで車中泊できる場所に行ってみた! どんな場所?
今回訪れたのは、「ローソン一宮東浪見(いちのみや とらみ)店」(千葉県長生郡一宮町東浪見562)。
東浪見と聞いて、ピンとくる人がいるかもしれません。人気のサーフスポットであり、また東京オリンピックのサーフィン競技会場としても知られたところです。
そのため、この周辺は週末はもとより平日でも1年を通してサーフィン客が少なくありません。
これからの時期は海水浴や水上バイクなどのアクティビティを目的に、関東圏から多くの人がきます。
そんな東浪見の海岸からは少しだけ内陸部に入った国道128号線沿いに「ローソン一宮東浪見店」はあります。
敷地はとても大きく、都内周辺のローソンと比べると3〜4倍というイメージです。それに伴い、駐車スポットは一般車向けが23マスと、大型トラック用が3マスもあります。
今回、車中泊に使われるのは、店舗に近い並びで一番遠いマスと、そのひとつ前のマス。
これら2マスを1区画として利用する形式です。
実際、そのマスに駐車して周囲の様子を確認してみると、国道128号線まで約20mあり、また敷地の後方は田園が広がっているので、窮屈な感じはまったくありません。
ローソン店舗まで10mほどなので夜でも「ポツンと…」という寂しさはなさそうです。
トイレも使えて安心ですし、また店舗の外壁に沿って電源もありますので、店舗で貸し出される電源ドラムをつないで自車まで引っ張れば電源はしっかり確保できます。
その反面、この周辺は深夜営業のスーパーがないので、夜や早朝にこちらのローソンを使う人が少なくないでしょうから、クルマの出入りの音やしゃべり声などが、車中泊の車内で気になるかもしれません。

今回訪れた店舗以外に、千葉県内で車中泊ができるローソンは、次の5ヶ所です。
ローソン御宿新町店(夷隅市御宿町新町仙人塚417-19)、ローソン天津小湊店(鴨川市内浦1909)、ローソン富浦インター店(南房総市富浦町福澤873)、ローソン南房総岩井海岸店(南房総市久枝35-1)、ローソン富津湊店(富津市湊1238-1)。
これらローソンも、都心や地方の住宅地域にあるローソンと比べると、敷地があるていど広く、周囲に民家が少ないなど車中泊に適した環境であると考えられます。
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ローソンで車中泊プランと聞いて、筆者としては利用のガイドラインがどうなるのかなど不安があったのですが、「RVパーク」というベースがあることで安心しました。
そうとはいえ、不特定多数の人が絶えず出入りするコンビニの駐車場での車中泊という環境では、車中泊する側も、また車中泊していることを認識したコンビニのお客さん側も、それぞれが一般社会におけるルールをしっかり守ることが大事です。
ローソンの思い切ったトライ。まずは実証実験を通じて多くを学び、それに伴う多様なデータの集積が始まります。
Writer: 桃田健史
ジャーナリスト。量産車の研究開発、自動車競技など、自動車産業界にこれまで約40年間かかわる。
IT、環境分野を含めて、世界各地で定常的に取材を続ける。
経済メディア、自動車系メディアでの各種連載、テレビやネットでの社会情勢についての解説、自動車レース番組の解説など。
























































