トヨタの「”10人乗り”SUV」登場! 目がバグる「超ハイルーフ仕様」! 広々内装&斬新「デカすぎウィンドウ」で開放感MAX! カクカクボディの「メガクルーザー」米で落札

一風変わったトヨタ「メガクルーザー」が、2025年6月24日にアメリカのオークション「Bringatrailer」で落札されました。いったい、どれほどの価格で取引されたのでしょうか。

目がバグる「超ハイルーフ仕様」

 2025年6月24日、1996年式のトヨタ 「メガクルーザー」が、アメリカのオークション「Bringatrailer」で8万4000ドル(日本円で約1137万円)という価格で落札されました。

 メガクルーザーは非常に希少なモデルであり、民間向けに販売された150台未満の内の1台です。この個体はケニアのサファリ会社でツアー用として使用され、その後フロリダ州のディーラーに渡りました。

 従来のメガクルーザーが持つ高い走破性と強靭さをそのままに、多くの魅力を備えています。

フロントウィンドウデカすぎ!(Photo:Bring a trailer)
フロントウィンドウデカすぎ!(Photo:Bring a trailer)

 メガクルーザーは、1996年1月に日本国内で発表されました。日本の陸上自衛隊向けに開発された高機動車を民生向けに仕立てたモデルで、極めて高い不整地走破性能を持っていることが特徴です。

 この性能を活かし、メガクルーザーは軍事用としてだけではなく、災害時の救助や未開地域の走破にも活用されることを意図して開発されました。

 当時、他の市販車とは比較にならないほどの圧倒的な走破力を誇り、その角張った外見も非常にインパクトがありました。

 ボディサイズは全長5090mm×全幅2170mm×全高2075mmで、ホイールベースは3395mmです。

 今回出品されたメガクルーザーは、非常に良好な状態を保っており、特にエンジンルームや走行性能についても大きな問題は見受けられません。

 一番の注目ポイントは、大きなウィンドウを備えたハイルーフ仕様であることで、純正とは一線を画す“違和感がスゴイ”モデルとなっています。

  元々ボディカラーはグリーンだったといい、現在はダークブルーに再塗装されています。また、フロントブルバーやリアバンパーにはブラックのベッドライナーを採用しています。

 さらに、後部にはスイングアウェイ式のスペアタイヤキャリアや、ピントルヒッチが装備され、アウトドアや過酷な環境での使用を意識した作りになっています。

 加えて、前後のドアやリアリフトゲートには「Mega Cruiser」のバッジが施され、トヨタの誇る名車としての存在感を引き立てています。

 座席は3列で、2+4+4の10人乗り仕様となっています。

 搭載されているエンジンは、4.1リッターのターボディーゼル直列4気筒エンジンで、最高出力153馬力、トルクは282ポンドフィート(約382Nm)を発揮します。

 このエンジンは、4速オートマチックトランスミッションと、デュアルレンジトランスファーケースが組み合わされており、3つのロッキングディファレンシャルと合わせて、優れた走破性能を発揮します。

 また、走行距離は10万4000kmで、そのうち200kmほどは現オーナーが走行したものです。

 走行距離に対してエンジンは非常に良好な状態で維持されており、今回の販売にあたりオイル交換も行われています。

 今回落札された8万4000ドル(日本円で約1137万円)という価格は、メガクルーザーの稀少性と唯一無二の特殊な仕様であることを考慮すると、十分に納得できる金額と言えるでしょう。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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