トヨタ「100万円台」のコンパクトSUVが「めちゃ売れてる」! 全長4m以下の「お手ごろサイズ」! 超人気「ライズ」が支持され続ける理由とは
「人気の高さ」は「優れたリセールバリュー」でも明らかに
しかもライズは、リセールバリュー(中古車での再販価値)も比較的高めです。

たとえば大手中古車検索サイトで2020年式(5年落ち)の「ライズZ」(ガソリン2WD・走行3万km以下)で検索すると、160万円から250万円といった価格帯が目立ちます。
ちなみにライズZ(ガソリン・FF)の新車価格は205万円です。
中古車の値付けがそのまま買取り価格ではないとしても、資産価値の維持力は抜群なことがわかります。
海外マーケットにも強い首都圏のある中古車販売店の店長によると、ライズは国内に加え、海外市場でも引き合いが強いといい、そうした点も安定した流通価格を維持する理由だと話します。
リセールバリューが高いコンパクトSUVとしては、スズキの「ジムニー」シリーズが思い浮かびますが、そこまでの本格的なオフロード性能を求めないユーザーは多いはず。
SUVらしい雰囲気を備えながらも、普段使いでの運転のしやすさや燃費性能、コストパフォーマンスに優れるなど、ライズはその「ちょうどよさ」によって、多くのユーザーから支持されているのです。
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ロッキー/ライズは、2025年で登場から6年目を迎えており、そろそろフルモデルチェンジや大幅なテコ入れのタイミングです。
新型の登場を待ったほうが、最新モデルを入手することができますが、価格の上昇も予想されるため、新型の登場を待ったほうがいいかは微妙なところ。
価格上昇の幅にもよりますが、現行ライズを今のうちに購入しても決して損はなく、むしろお得になる可能性もあるかもしれませんね。
Writer: 吉川 賢一
日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど







































