ホンダ新「アコード」登場! “手放し運転”OKな「画期的システム」搭載!? 全長5m級「豪華セダン」販売店に寄せられた“声”とは
ホンダ「アコード」に、最新の高度運転支援機能を盛り込んだ「e:HEV Honda SENSING 360+」が登場しました。新装備に期待するユーザーの声や販売店の手応えについて探ります。
アコードに新グレード「e:HEV Honda SENSING 360+」が登場
2025年5月29日、ホンダは「アコード」の新グレード「e:HEV Honda SENSING 360+」を発表し、翌30日に発売しました。
従来モデルから安全運転支援機能を大幅に強化した点が注目されており、販売店では早くも反響が寄せられているようです。

初代アコードは1976年にデビューし、FF小型車を代表する存在として高い快適性と品質を提示しました。
以降、世界約90か国で販売されるミドルクラスセダンへと成長し、技術革新を重ねながら時代に寄り添うモデルとして進化を続けています。
現行型は11代目で、2024年3月に日本市場へ復帰しました。
現行アコードのボディサイズは全長4975mm×全幅1860mm×全高1450mmで、ホイールベースは2830mmです。
伸びやかなシルエットを強調する薄型フルLEDヘッドライトと横一文字リアランプが、ワイドで低重心な印象を演出します。
インテリアはブラック基調の水平インパネを核とし、7色に変化するLEDアンビエントランプを備えて上質さと操作性を両立させました。
12.3インチ Honda CONNECT ディスプレイと11.5インチ相当のヘッドアップディスプレイを標準装備し、視線移動を抑えつつ情報を集約します。
パワートレインには2リッター直噴アトキンソンサイクルエンジンと高出力モーターを組み合わせた2モーターハイブリッド「SPORTS e:HEV(スポーツ イーエイチイーブイ)」を採用し、駆動方式はFFです。
カタログ燃費は23.8km/L(WLTCモード燃費)で、走行性能と環境性能をバランスさせています。
全方位運転支援システム「Honda SENSING 360」を標準搭載し、前方交差車両警報や車線変更支援など多彩な機能でドライバーをサポートします。
では、今回の改良でどのような進化が見られるのでしょうか。
あたらしいe:HEV Honda SENSING 360+グレードでは、「ハンズオフ機能付き高度車線内運転支援」を新採用しました。
高速道路でGPSと高精度地図情報を活用し、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援してハンドルから手を離したまま速度と車線中央を維持します。
システムが追い越しを提案し、ドライバーが承認するとウインカー操作から復帰までを自動でおこなう「レコメンド型車線変更支援」も追加。
カーブ進入時には減速を促す早期警報と緩減速ブレーキを備え、降車時車両接近警報やドライバー異常時対応システムも加えられました。
エクステリアにはブラックドアミラーとベルリナブラック仕上げの18インチアルミホイールを装着し、精悍な印象を強調。
インテリアはブラックで統一した専用仕様に加え、ホワイトレザー内装も選択でき、上質さと個性を両立します。
それでは、今回発表されたアコードについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
関東圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。
「ホワイトとブラックは特にご要望が集中しており、いまご成約いただくと来年1月前後の納車をご案内できます。
トヨタ『クラウン』など他のセダンと比べるとボディは取り回しやすく、それでいてシートを倒せば荷物もしっかり積めるという声をいただきます。
ご相談に来られる方はこれまでさまざまなクルマを乗り継いできた経験豊富なお客さまが中心で、『最新の運転支援を安心して使える点が決め手になりそう』という反応が目立ちます。
お問い合わせ自体は派手に増えているわけではありませんが、じっくり比較してご来店される方ばかりなので成約率は高めです」
また、関西圏の販売店担当者は次のように話します。
「当店では先行確保分を押さえているため、9月から11月にかけて順次お渡しできます。
ブラックに限っては8月納車もわずかに残っていますので、ご決断は早いほど確実です。
クラウンを検討中の方からは『高速道路での安定感は十分で、室内の静粛性がより上質』との評価をいただきました。
シビックから乗り換えるお客さまも少なくなく、『装備が一段上で所有欲を満たしてくれる』とのご感想です。
お問い合わせは落ち着いたペースですが、装備への関心が高い方が多く、商談はスムーズに進んでいます」
アコードの車両価格(消費税込み)は、559万9000円から。新グレードe:HEV Honda SENSING 360+の価格は599万9400円です。
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上質な走行性能を備えたアコードに、ハンズオフ機能を含む最新運転支援を加えたe:HEV Honda SENSING 360+は、安心と快適さを重視するユーザーから高い関心を集めています。
技術向上がもたらす付加価値が、ミドルクラスセダン市場にどのような影響を与えるのか注目されます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。






















































































