日産のミニバン「セレナ」は、シートアレンジの自由度の高さと広い荷室空間、積載性の高さから、人気を博しているミニバンです。

　なかでも、2024年11月に追加設定された「e-4ORCE（イーフォース）」モデルに対しては、SNSでも高い評価が寄せられています。

　初代セレナは1991年に「バネットセレナ」として誕生しました。

　3列シートと両側スライドドアを、扱いやすいサイズ感にまとめたことで注目を集め、ミディアムミニバンの人気モデルとなっています。

　現行型は2022年11月に登場した6代目。先進運転支援「プロパイロット」の機能向上や、1.4リッターエンジン＋モーターの第2世代「e-POWER」のハイブリッドモデルを新規採用。燃費や走行性能、安全面などが大幅に高められ、熟成の域に達しています。

　現行セレナのグレードは、エントリーモデルの「X」から装備が充実した「XV」、歴代で人気のエアロタイプ「ハイウェイスター」、そして「プロパイロット2.0」を搭載する最上級グレード「LUXION（ルキシオン）」をラインナップ。

　最上級LUXIONはツートンカラー6色、モノトーンカラー9色の計15色のカラーバリエーション設定があります。

　さらに、“湘南の海”をイメージしたという、プレミアムな専用内外装パーツを装備するカスタム仕様「オーテック」を用意しています。

　そんなセレナに2024年11月、電動四輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した4WDモデルが追加設定されています。

　e-4ORCEはすでにSUV「エクストレイル」やEVの「アリア」にも採用の日産独自技術で、前後のモーターと左右のブレーキを統合制御し、荒れた路面だけでなく、市街地でも快適な乗り心地を実現してくれる駆動システム。

　前後の揺れも効率よく抑えてくれ、より上質なドライビングを提供します。

　セレナでは、リアモーターの搭載に伴い、リアフロアとリアサスペンションを新開発しました。加えてリアモーター用にギアボックスや各種マウントも手を加え、車内空間に影響しないようになっています。

　日産独自の技術により、雪道だけでなく、濡れた路面や砂浜などの路面でも、e-4ORCEの性能が発揮されます。

　セレナ e-4ORCEの価格（消費税込）は、361万4600円から448万6900円です。

　そんなe-4ORCEが搭載のセレナには、SNSを中心に多くのコメントが寄せられています。

「e-4ORCEの走りはとても良い！ ミニバンなのにスポーツカー並みの加速力がある」といったe-4ORCEのパワートレインを賛美するコメントが見受けられたほか、「セレナの二列目横スライドはチャイルドシート2台付けていると三列目へのアクセスが良すぎて本当に助かりました」など、シートアレンジの実用性の高さを評価するコメントがありました。