約428万円! 日産の新型「小さな高級SUV」登場! 全長4.4m級ボディに「クラス超え」上質インテリア! 新型「キックス」ブラジルで発売
日産のブラジル法人は2025年7月3日、2代目となる新型コンパクトSUV「キックス」を発売しました。
1リッターターボエンジン搭載の新型「キックス」
2025年7月3日、日産のブラジル法人はフルモデルチェンジを実施した新型「キックス」を発売しました。
2代目となる新型キックスのブラジル仕様は、現地の日産工場で生産されます。

キックスは、欧州を除くグローバル市場で展開されるコンパクトSUVで、日本でも販売されています。
初代モデルは、2016年にブラジルで世界初公開。その後北米などへ順次導入されていますが、日本では外観デザインの変更を伴うマイナーチェンジ実施した後の2020年より、ハイブリッド(e-POWER)モデルのみが導入されました。
生産もブラジルをはじめメキシコやタイなど世界各国で行われており、日本仕様もタイ製モデルが輸入されています。
そして2024年3月、北米で初のフルモデルチェンジモデルが発表され、今回ブラジルでも正式に販売が始まります。
なお今のところ日本での発表は一切行われておらず、現行型が引き続き販売されています。
新型キックスのボディサイズは、全長4365mm×全幅1800mm×全高1625mm、ホイールベース2655mm(ブラジル仕様)。
ブラジルでは今も併売されている現行型(初代)は、全長4310mm×全幅1760mm×全高1610mm、ホイールベース2620mmで、全体に少しずつサイズアップしていることがわかりますが、依然としてコンパクトなサイズを維持しています。
ただし内外装は質感を高めるとともに、大きくイメージを変えました。
スタイリングでは、従来の丸みを帯びたフォルムに代わり、直線基調のタフなイメージに刷新。新世代の「デジタルVモーション」グリルなどで構成された精悍なフロントデザインが、上質かつ力強い印象を与えます。
内装も質感を大幅に高め、先進的な大画面センターディスプレイやカラー液晶メーターなどとともに、もはや「小さな高級車」といった雰囲気へと一新しました。
室内空間も拡大されたほか、同クラス最大となる470リットルのトランク容量を確保し、快適性と実用性をともに高めています。
ブラジル仕様の新型キックスは、アイドリングストップ機構付きの1リッター直列3気筒「220T」ターボエンジンを搭載。エタノール燃料で最高出力125馬力・最大トルク22.4kgfm、ガソリン燃料で120馬力・20.4kgfmを発揮します。
組み合わされるのはデュアルクラッチ式トランスミッション(DCT)。シフト操作はインパネ上のボタンでおこないます。
安全面では、ブラジル向け日産車初の先進運転支援機能「プロパイロット」を搭載したほか、子どもなどの後席置き去り防止を支援する「リアシート・オブジェクト・アラート」も採用されました。
ブラジルにおける新型キックスの販売価格は、15万9990レアル(約428万円:発売記念特別価格)からです。
Writer: くるまのニュース編集部
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