フォルクスワーゲン ジャパンは2025年6月20日、「T-Roc（ティーロック）」シリーズに限定車「T-Roc R Black Style Performance（ティーロック アール ブラックスタイル パフォーマンス）」を設定し、172台限定で発売します。

　T-Rocは、2017年の欧州デビューから4年で全世界累計販売台数が100万台を超える人気コンパクトクーペSUVです。

　日本では2020年7月に導入が始まり、2021年の登録台数は7241台（日本自動車輸入組合調べ）を記録するなど、デビュー以来好調な販売推移を見せています。

　なかでも「T-Roc R」は、最高出力300PSエンジンと4WDシステム「4MOTION」を搭載し、究極のパフォーマンスを凝縮した高性能仕様として人気を博しています。

　ボディサイズは、全長4245mm×全幅1825mm×全高1570mmとコンパクトですが、通常のT-Rocに比べさらに迫力を増したエクステリアが特徴です。

　パワートレインは、2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力300PS、0-100km／h加速4.9秒を実現。

　強烈なパワーを4輪駆動システム「4MOTION」が四輪へ最適に配分し、あらゆるシーンで力強く揺るぎない走りを生み出します。

　そんなT-Roc Rに黒のアクセントを散りばめた限定車「Black Style Performance」が登場しました。

　Black Style Performanceは、フォルクスワーゲン日本初のマット塗装ボディカラー「インジウムグレーマット」を採用し、艶消しの美しい質感とさらに際立つ高級感を演出します。

　エクステリアの随所にあしらったブラックパーツと調和してRの刺激的な走りをさらに際立たせ、見る者すべてを魅了する存在感を放ちます。

　またT-Roc R初の装備として、モータースポーツで栄光を積み重ねてきたアクラポヴィッチ社の「チタンエキゾーストシステム」を搭載。

　迫力あるリヤビューを生み出すとともに、刺激的なサウンドを響かせます。

　さらに、19インチの精悍な専用ブラックホイール、専用デザインのCピラーなど多くの専用装備を施しています。

　なお外装色は、前述のインジウムグレーマット（有償色）のほかに、「ピュアホワイト/ブラックルーフ」、「ラピスブルーメタリック/ブラックルーフ（有償色）」の全3色を設定します。

　T-Roc R Black Style Performanceの車両本体価格（消費税込み）は、724万9000円。７速DSG仕様の設定です。