“木村拓哉”主演のドラマで大ブームに!? 車にみんな付けてた「ドリームキャッチャー」なぜなくなった? 昭和・平成で人気だった「懐かしい装備」とは?

懐かしすぎる「水中花シフトノブ」!

●水中花シフト

 昭和から平成初めにかけて流行した車内のドレスアップアイテムとして大流行したのが「水中花シフト」です。

 当時のヤンチャな若者にとって、車内のチンチラ張りなどとあわせて必須のアイテムで、透明なアクリル樹脂の中に造花が封入され、まるで水中に花が咲いているかのような幻想的な美しさが、彼らを魅了したのです。

懐かしすぎる「水中花シフトノブ」
懐かしすぎる「水中花シフトノブ」

 また、水中花シフトは、さまざまな長さや太さや形状がラインナップされており、乗用車だけでなくトラック用の長いモノも人気で、ダブルクラッチを決めながらギヤチェンジをすれば、気分は大ヒット映画「トラック野郎」の主人公「一番星」こと星桃次郎を演じた、菅原文太さんの気分に浸れるアイテムでした。

 しかしながら、クルマのオートマチック化が進みマニュアル車が減っていく中、徐々に需要が減り、水中花シフトは最近ではほとんど見ることはなくなりました。

 そのため、一時期は生産を終了するメーカーもありましたが、近年における「旧車ブーム」の影響によって再び注目を集めており、新たな世代のファンに愛用されています。

●灰皿&シガーソケット
 クルマの灰皿は、今より喫煙に対して何かと緩かった、昭和から平成初めのクルマに備わっていたアイテムです。しかし、近年は喫煙者の減少や意識の変化から、新車に標準装備されることがなくなりました。

 また、かつてガソリンスタンドで給油する際、窓拭きと灰皿の掃除が行われていましたが、店員に灰皿を渡し、吸殻を捨ててエアーで拭き飛ばし、緑色や黄色のビーズ香料を入れるという光景を思い出す方も多いのではないでしょうか。

 現在は、カップホルダーに収まるモノや、LED照明付きの多機能タイプなど、さまざまな灰皿がアフターマーケットで販売されており、単なる灰皿としてだけでなく、小銭入れやゴミ箱として使用する人も多いようです。

 シガーソケットは、かつてはシガーライターを押し込んで加熱し、タバコに火を付ける目的で装備されていましたが、今では、スマートフォンなどの充電に使ったり、ドライブレコーダーなどの電源として使用されるのがほとんど。

 時代の流れと共に形を変えながら、車内の必須アイテムとして利用され続けています。

●置き型スピーカー

 昭和から平成初めにかけて、クルマのリアトレイに備えられた置き型スピーカーは、まだ、純正オーディオの音質が乏しかった時代、手軽に音質の改善とドレスアップを両立できる人気のアイテムでした。

 置き型スピーカーの歴史を振り返ると、1980年代は、パイオニアの「ロンサムカーボーイ」の「TS-X」シリーズが大ヒット。四角いボックス型のデザインが特徴で、背面の「TS-X」の文字が、スモールランプに連動して光るイルミネーション機能が人気を呼び、夜間のドレスアップアイテムとしてブームとなったのです。

 そして、平成に入ると、クルマのデザインが曲線を用いたモノが主流となる中、スピーカーもそれに馴染むような曲面を取り入れるなど、より洗練されたデザインへと進化していきました。

 クルマのスモールランプに連動し「carrozzeria」や「KENWOOD」「ALPINE」など、オーディオのブランド名が光るリアビューに憧れた人も多かったでしょう。

 クルマを買ったらオーディオを交換するのが流行していた時代の懐かしいアイテムのひとつです。

【画像】うわぁぁ懐かしい! これが「昭和・平成の人気アイテム」です!(21枚)

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