「覆面パトカー」どう見分ける? あやしい「クラウン」だけではない!? 「青い男2人組」と「走り方」を要チェック! 神出鬼没な“隠れパト”見分ける方法とは
大事なのは「安全運転に徹すること」
そして、最も確実な識別ポイントが車内にあります。それが、ルームミラーが2つ並ぶ「ダブルミラー」です。
標準の運転席用ミラーの横に、助手席の警察官が後方確認のために使用する補助ミラーが設置されているのです。
![交通法規を常に遵守して安全運転に徹すれば、「急な緊急走行」に驚く必要はありません[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/10/20241004_TOYOTA_CROWN_PATROL_Car_003.jpg?v=1728015011)
また、乗車している警察官の服装でも判断できる場合があります。
交通取締りを行う際は2名乗車が基本で、しかも刑事のように私服勤務ではありません。
青い制服にヘルメット姿の男性2名が大型セダンに乗車していれば、覆面パトカーである可能性は非常に高いといえるでしょう。
覆面パトカーは、高速道路の走行車線を制限速度で走行しつつ、追い越し車線を走る違反車両を“待ち構えている”ことがあります。
車線変更の際の合図や、過剰な車間距離の保持など、その運転があまりにも模範的であるために、かえって不自然に感じられることもあります。
また、サービスエリアやパーキングエリアの合流付近に、不自然な形で停車している車両にも注意が必要です。
これらの特徴をいくつか組み合わせて観察することで、覆面パトカーを早期に見抜ける可能性は高まるでしょう。
ただし近年では、警察側がアンテナを偽装したり、一般車と見分けがつきにくい車種を導入したりと、その存在はますます巧妙化しています。
一方で市民側も、ダミーアンテナなどを装着した“警察車両風カスタム”を楽しむようになり、両者の攻防は“いたちごっこ”の様相を呈しています。
こうした状況を踏まえると、最も確実な対策は、やはり交通法規を常に遵守し、安全運転に徹することに尽きるといえるでしょう。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。
























































