新生ホンダ「モンキー125」は操る楽しさイッパイ! 余裕ある走りで行動範囲拡大

カスタムの楽しみも満喫できる、それは50cc時代と同じ!

 自分好みの1台に仕上げるという歓びがモンキーにはあるはずですが、こうして完成度が高くなってしまうと手の付けどころがなくなってしまう気もします。ホンダモーターサイクルジャパン 企画部 商品企画課の荒木順平さんにお話しをうかがいました。

企画段階からカスタム前提

 荒木順平さん(以下:荒木さん):もちろんカスタムがしやすいように企画段階から考えております。面構成のオートバイとは異なり、ひとつひとつの部品が独立した車体構成となっています。タンクであったりマフラー、シート、サスペンションを交換して自分仕様の1台をつくれることは今までと変わりません。

 青木:どんな人に乗ってもらいたいですか?

 荒木さん:50年間愛され続けた「モンキー」ですから、当然これまでのファンにも乗っていただきたいですし、オートバイに乗っていなかった若い人たちにも「モンキー125」っていいなって感じてもらえたら嬉しいです。また、久しぶりにバイクに乗るリターンライダーにも選んで欲しいですね。

 マニアックな匂いのした「モンキー」の世界が、今度は間口を大きく広げ、そして多用なニーズに応えていく。モンキーの新たな時代が始まった。試乗し、開発者に話しを聞いて実感しました。

 新型「モンキー125」の価格は、「モンキー125」39万9600円(税込)、「モンキー125<ABS>」43万2000円(税込)です。

【了】

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Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。

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