スズキ人気「コンパクトカー」がスゴイ! 国内初の「低燃費システム」&メーカー初「ヘッドライト」など“画期的技術”をたくさん採用! 「ワゴンR」から派生して誕生した「ソリオ」とは?

現行モデルには“スズキの小型車初”の技術も!

 2020年に登場した現行の4代目は、3代目の強みをさらに強化したモデルです。

2025年1月にマイナーチェンジが施されアップデートされた
2025年1月にマイナーチェンジが施されアップデートされた

 車内空間の拡大、快適性の向上、安全機能の充実を図り、ボディサイズは先代よりも全幅を20mm、全長を80mm(バンディットは70mm)拡大しました。

 このサイズアップにより、座席配置を見直し、より広い室内スペースを確保しています。

 また、スズキの小型車で初めてカラーヘッドアップディスプレイを搭載し、運転中の視認性を向上させました。

 さらに、一部のグレードにはスズキの小型車初となる薄型デザインのスリムサーキュレーターを標準装備し、快適な車内環境を提供します。

 ディーラーオプションの純正ナビゲーションには、スズキ初の10インチモデル(パナソニック製スタンダードプラス、全方位モニター・ヘッドアップディスプレイ対応)が用意され、先進的な装備が充実しています。

 スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」も強化され、2023年には車線逸脱抑制機能を追加するなど、安全性能も向上しました。

 2025年の一部仕様変更では、エクステリアやグレード体系が見直され、特に大型グリルを採用した迫力あるデザインが特徴です。

 バンディットはミニバンのようなフロントマスクで、個性的な魅力を放っています。

※ ※ ※

 ソリオは初代から4代目まで、使い勝手の良さと先進技術を進化させながら、スズキの人気モデルとして成長を遂げてきました。

 安全装備やハイブリッドシステム、快適性を追求した装備の採用により、幅広い層から支持を集めています。

 コンパクトながら実用性と個性を両立したソリオは、今後も多くのユーザーに選ばれる1台となるでしょう。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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