約200万円! ダイハツ新「コンパクト“ミニバン”」公開! 全長4.4m級で“7人乗れる”「最上級モデル」! スライドドア…じゃない「セニアR ADS」尼国に登場

ダイハツのインドネシア法人は「インドネシア国際モーターショー(IIMS)2025スラバヤ」に出展し、コンパクトMPV「セニア」の新たな最上位グレード「セニアR ADS」を展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。

約200万円のダイハツ新「コンパクト“ミニバン”」

 ダイハツのインドネシア法人は「インドネシア国際モーターショー(IIMS)2025スラバヤ」(会期5月28日〜6月1日)に出展し、コンパクトMPV(マルチパーパスビークル=多目的車)「セニア」の新たな最上位グレード「セニアR ADS」を展示しました。

ちょうどいいサイズ感! ダイハツのコンパクトミニバン「セニア」!
ちょうどいいサイズ感! ダイハツのコンパクトミニバン「セニア」!

 セニアは、ダイハツとトヨタが共同開発した3列シートの7人乗りMPVで、初代モデルは2004年に登場。ファミリー層を主なターゲットとし、インドネシア市場を中心に高い人気を獲得しています。トヨタでは「アバンザ」の名称で販売されており、いずれも現地で生産されています。

 現行型は2021年にフルモデルチェンジされた3代目にあたり、全長4395mm×全幅1730mm×全高1690-1700mmという扱いやすいサイズながら、ホイールベースは2750mmと比較的長く、ゆとりある室内空間を実現しています。リアドアはヒンジ式を採用します。

 パワーユニットは1.3リッター直列4気筒エンジン(最高出力98馬力・最大トルク12.4kgm)と1.5リッター直列4気筒エンジン(最高出力106馬力・最大トルク14.1kgm)の2種類を設定。いずれもギアボックスは5MTまたはCVTを組み合わせています。

 今回展示されたR ADSグレードは、内外装の専用装備によって、スポーティな雰囲気を演出した最上位モデルです。外観では、赤いラインが入ったブラックエアロパーツ、ブラックリアガーニッシュ、ポリッシュ仕上げの16インチアルミホイールなどを採用します。

 インテリアでは、カーボン調パネルやアンビエントライトなどを装備。機能や使い勝手はそのままに、ファミリー層だけでなく、上級志向のユーザーにも訴求する内容となっています。

 セニアの価格帯は2億2600万ルピア(約200万円)から2億9280万ルピア(約260万円)です。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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