県警が「暴走族は迷惑です!」“ホンキ取り締まり”宣言! 湘南・江の島「初日の出暴走」の超・迷惑集団を“徹底排除”! 「爆音・出っ歯竹ヤリ・シャコタン」車両を取り締まり実施へ 神奈川
神奈川県警は公式SNSで、年末年始期間に暴走族の取り締まりを強化すると明らかにしました。
初日の出暴走は許さない
神奈川県警は2025年12月25日、公式SNSを更新。年末年始期間に暴走族の取り締まりを強化すると明らかにしました。
一体どういうことなのでしょうか。

神奈川県内では、首都高速の大黒PAや第三京浜の都筑PAなどで、改造車両が集結するほか、ヤビツ峠や宮ヶ瀬周辺でのバイクや走り屋の集結、国道134号や129号、246号などで暴走族による夜間の爆音走行などがしばしば確認されています。
いっぽう年末年始期間になると、こうした連中の活動は活発になり、特に大晦日の「初日の出暴走前夜祭」や元日の「初日の出暴走」という暴走行為を引き起こします。
連中は複数のクルマやバイクで連なって初日の出や初詣参りに行くため、道中では爆音マフラーで空ぶかしして騒音を発生させたり、集団で隊列をなして走行し、円滑な交通の妨げになります。
さらに、蛇行運転したり、いわゆる“ハコ乗り”をするなどの危険な運転をすることもあり、周辺の交通に多大な迷惑をかけています。
加えて、暴走で使用するクルマも、「出っ歯・竹ヤリ」と呼ばれるような大きなウイングや張り出したスポイラーの装着、車高を極端に落とした「シャコタン(車高短)」状態にするなど、安全・環境基準を定めた「保安基準(道路運送車両の保安基準)」に適合せず、危険です。
こうしたこともあって、神奈川県警は年末年始期間の取り締まりを強化。
SNSの投稿では、タグに「江の島」「国道134号」「東名高速道路」「談合坂」「圏央道」とあり、湘南地域の国道134号や東名、中央道、圏央道周辺での取り締まりを行うことがうかがえます。
また、赤字で「暴走族、不正改造車は迷惑です!」と強い意志を感じるキャプションとともに、「沿道住民や一般通行車両に騒音などの迷惑を及ぼす運転行為と整備不良車両の取締りを一層強化します」としています。
添付された写真には、いわゆる「三段シート」を取り付けるなどの改造をし、隊列をなして走行するバイクの集団や、竹ヤリマフラーの旧車セダンなどが写っており、暴走族車両の代表例として示しています。
なお、特別街頭検査(検問)が実施され、保安基準への不適合が発見されると、その場で道路運送車両法に基づき、「整備命令書」が交付されます。
整備命令書は「15日以内に、保安基準に適合するようにクルマを直して見せに来なさい」という内容の書面で、改造車の使用者は最寄りの陸運局などにクルマを直して持っていき、確認を受ける必要があります。









































