1リッターで30km走れる! トヨタ新「コンパクトカー」登場! 全長4.3m級ボディ&斬新「大口顔」採用の「カローラ“スポーツ”」が販売店でも話題に
2025年5月9日、トヨタの5ドアハッチバック「カローラ スポーツ」が一部改良を受けて発売されました。販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
装備拡充とHV専用化で進化したトヨタ「カローラ スポーツ」!販売店の評価は?
トヨタは、2025年5月9日に「カローラ スポーツ」の一部改良モデルを発売しました。
従来のガソリン仕様を廃止し、ハイブリッド専用車として再構成されたことが大きな変更点となっています。販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。

カローラ スポーツは、Cセグメントに属する5ドアハッチバックモデルで、2018年6月に登場しました。
トヨタのグローバル戦略車「カローラ」シリーズの中でも、スポーティな走りとコネクティッド技術を融合させた初代「コネクティッドカー」として注目されてきました。
低重心とワイドスタンスを強調したエクステリアや、全車DCM(車載通信機)を搭載した通信サービスの導入など、若年層を中心とした新たな顧客層を意識したモデルとされています。
ボディサイズは、全長4375mm×全幅1790mm×全高1460mmで、ホイールベースは2640mmです。
エクステリアでは、新たなフロントエンブレムの採用や、シャープなヘッドランプ、ダイナミックなサイドラインが特徴。
インテリアは、ワイドなインストルメントパネルや7インチのTFTメーター、ホールド性を高めたスポーツシートなどが採用され、質感と使いやすさが両立されています。
走行性能では、フロントにマクファーソンストラット式、リアにはダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用し、トヨタブランドのFF車としては国内初のリニアソレノイド式AVS(可変減衰力ショックアブソーバー)を設定。
安全装備では、「Toyota Safety Sense」が全車標準装備されており、プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールなど先進の予防安全機能が充実しています。
ボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」や「シルバーメタリック」等のモノトーン7色、ツートーン2色の合計9色が設定されています。
グレードは、ベーシックグレードの「HYBRID X」、16インチアルミホイールやLEDフロントフォグランプを備えた「HYBRID G」、スポーツシートや専用エアロパーツを装備した「HYBRID G“Z”」が設定されています。
そして、今回の改良では安全・快適装備の拡充が図られました。
まず、従来メーカーオプションであったものが標準装備されています。
具体的には、「G“Z”」グレードにドライブレコーダーやデジタルキー、「G」グレードにブラインドスポットモニターやLEDフォグランプといったものがこれに含まれます。
さらに、パワートレインをハイブリッド専用とし、1.8リッターの「2ZR-FXE」エンジンにモーターを組み合わせたシステムを搭載しています。システム最高出力90kWを発揮するほか、電気式無段変速機がスムーズな加速を実現し、WLTCモード燃費30.0km/Lの高効率を達成しています。
また、アクセサリーコンセントを選択した場合には給電アタッチメントが標準装備となりました。
それでは、今回発売されたカローラ スポーツについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
関東圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「発売以降、日に2〜3件ペースで試乗や内装についてのお問い合わせをいただいております。
在庫はございますが、グレードやボディカラーによっては納期が延びるケースもあり、早めのご予約をおすすめしております。
『昔のスポーツカーを思い出すデザイン』『ブラックの配色が効果的で質感が上がった』『パワーがあり、街乗りから急勾配の山道まで快適で重厚な走りを楽しめる』といったお客様のお声をいただくことが印象的です」
また、関西圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「30〜40代のご夫婦が中心ですが、以前からトヨタのハイブリッドに関心を寄せていた若い方からも多くのお問い合わせをいただいております。
カラーとしては、プラチナホワイトパールマイカとアティチュードブラックマイカの人気が高く、ツートンでもこれらの組み合わせがよく売れています。
『燃費が良く、長距離ドライブにも向いている』『快適装備が拡充されたZに試乗したが、大変運転しやすい』という評価で、走行性能の高さを好評いただくお声もいただいております。
『以前はダイハツのミラやSUVに乗っていたが、取り回しがよくてちょうどいい』という声もあり、サイズ感と快適性に関してお声をいただくことも印象的です」
※ ※ ※
カローラ スポーツは、時代のニーズに応え都市部での使いやすさとスポーティな走行性能を両立したモデルへと進化をとげたと言えそうです。
販売価格(消費税込み)は248万1600円から317万200円です。
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