トヨタ新型「ハイエース」まもなく登場!? デビュー20年超え「大人気“商用バン”」どうなる? 超“静音”モデル「グローバル ハイエース コンセプト」から見える“未来像”とは
2025年10月に開催予定の「JMS2025」で市販版が登場!?
実はこのグローバル ハイエース コンセプトは、すでに日本以外で「ハイエース」として2019年から販売されている海外向けモデル(300系)がベースとなっています。
日本では2019年から2024年まで、同ボディを使った3列・6人乗りもしくは4列・8人乗りの大型高級ミニバン「グランエース」が販売されていたこともありました。

現在国内で販売されているハイエース(200系)と比べてみると、グローバル ハイエース コンセプトはどのような違いがあるのでしょうか。
複数のボディタイプを持つ200系ハイエースの中でも、最小クラス(標準幅・標準ルーフ・ロングボディ)の場合、全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mm、ホイールベース2570mmで、最小回転半径は5.0mです。
国内の4ナンバー枠に収まるコンパクトさを特徴としており、全長5280mmのグローバル ハイエース コンセプトとはまったく異なります。
一方、200系ハイエースの最大モデル(ワイド幅・ハイルーフ・スーパーロングボディ)は、全長5380mm×全幅1880mm×全高2285mm、ホイールベース3110mmまで拡大し、こちらはグローバル ハイエース コンセプトに近いサイズ感となります。
ただし最小回転半径は6.1mまで拡大します。
グローバル ハイエース コンセプトが市販化された場合、国内ではこの“スーパーロング”モデルのEV版として活躍することになるでしょう。
※ ※ ※
グローバル ハイエース コンセプトは、従来のエンジンモデルと比べて走行時に排出ガスを出さないEVの利点を活かし、都市部の配送やラストワンマイルの物流を支える存在となることが期待されています。
現時点では具体的な発売時期や市場展開の詳細は公表されていませんが、グローバル ハイエース コンセプトが示した次世代商用EVの方向性は、今後のトヨタの開発戦略において大きな指針となるでしょう。
2025年10月に開催予定の「JMS2025」では、グローバル ハイエース コンセプトの進化版や関連モデルが再び登場する可能性もあります。あるいは市販版のプロトタイプモデルとして姿を現すかもしれません。
トヨタの商用EV戦略が次にどのような展開を見せるのか、今後の発表から目が離せません。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。




























































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