ホンダ新「シビックSUV?」発表!? 全長4.5m級の「“スポーティ”SUV」がスゴい!? 精悍ホイール&オシャ新色も特徴の新「HR-V」米で発売
2025年5月21日、ホンダは北米市場向けの「HR-V」の新たな一部改良モデルを発表しました。若年層や初めてクルマを購入するユーザーに人気のコンパクトSUVが、どのように進化したのでしょうか。
エントリーユーザー人気No.1のSUVがさらにアップデート
2025年5月21日(現地時間)、ホンダは北米市場向けの「HR-V」の新たな一部改良モデルを発表しました。

現行HR-Vは、アメリカ市場で初めてクルマを購入する層やZ世代を中心に人気があり、サブコンパクトSUV市場ではヒスパニック系購入者からもNo.1の支持を得ているとされています。なお、日本市場では「ZR-V」として販売(パワートレイン構成等仕様は異なる)されています。
今回の改良では、外装デザインやインテリアの質感を向上させるとともに、先進装備の標準化が図られました。新たに標準装備された9インチHDタッチスクリーンは、処理速度の高速化が図られ、ワイヤレスのApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応。さらに、ワイヤレス充電機能も全車に標準搭載されました。
エクステリアでは、全グレードに新デザインのアルミホイールを採用。LXには17インチのピューターグレーカラー、Sportには18インチのベルリナブラック、最上位のEX-Lには機械加工仕上げの18インチホイール(従来は17インチホイールを装着)が採用されています。加えて、全グレードでプライバシーガラスが標準化され、Sportにはグロスブラック仕上げのテールゲートバッジも追加されました。
ボディカラーには、LXおよびEX-Lに新色「ソーラーリフレクションメタリック」が、Sportには「ブーストブルーパール」がそれぞれ追加され、外観の個性が一層強調されています。
インテリアにも各所に改良が加えられており、EX-Lではステアリングスポークのシルバー加飾、気候調整用ダイヤルのイルミネーション(赤・青・白)、フットウェル照明が新たに設定されました。LXおよびSportには、使いやすい位置に配置されたUSB-Cポートが新たに備えられ、利便性が向上しています。
パワートレインには、従来通り2.0リッター自然吸気エンジンを採用し、FF(前輪駆動)に加えてリアルタイムAWD(インテリジェントコントロール付き)も選択可能です。独立懸架式リアサスペンション、ヒルディセントコントロール、3種類のドライブモード(ノーマル、エコ、スノー)なども装備し、日常走行からアウトドアユースまで幅広く対応します。
安全装備面では、全車に「ホンダセンシング」が標準装備され、最新のエアバッグシステムに加えて前席膝エアバッグ、後席サイドインパクトエアバッグも採用。先進の衝突安全構造「ACEボディ」も全グレードに適用されており、安全性能は引き続き高水準を維持しています。
北米での販売価格は2万6200ドル〜3万1550ドル(約405万円〜489万円)とされており、引き続き幅広い顧客層への訴求が期待されています。
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