「梅雨シーズン」到来! 激しい雨で「ワイパー効かない」ことも!? クリアな“視界”確保する「ウラ技」とは
雨天時のクルマのガラスは、雨粒で見づらく、湿気によって曇りがちです。ただちょっとした対策で、視界はかなり良くなることも。雨天でも安心して運転できる「ガラスのケア」について紹介します。
ワイパーはブレードごとの定期的な交換がオススメ!
雨の時期を迎えるこの季節、ぜひやっておいてほしいのが「フロントガラスのケア」です。
しっかりと対策をしておくことで、雨天でも安心して運転することができます。
梅雨前にやっておきたいケアの方法について紹介します。
![「えっ…前が見えない!?」激しい雨で「ワイパーが効かない」?[イメージ画像:AdobeStock]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/06/20250602_Traffic_Accident_Trouble_AdobeStock_280196407_001.jpg?v=1748839493)
雨の日の視界を確保するための対策としてまずオススメしたいのが、ガラスの撥水コーティングです。
フロントやサイド、リアガラスに降り注いだ雨粒が、走行風によって弾き飛ばされるため、ワイパーで拭うよりも早く視界がクリアになり、また、視界の邪魔になりがちなワイパーの動作速度も抑えることができます。
ガラスの撥水コーティングは、DIYでの施工でも十分に効果が期待できるので、低コストで対策できるのもうれしいところ。
ただしDIYで施工する際は、まずガラスの油膜をしっかりと除去してから行うようにしてください。
油膜落としが不十分な状態で撥水コーティングを施工しても、コーティング剤が密着しない部分が発生してしまう可能性があります。
またこの時期は、ワイパーの状態もチェックしておきたいところです。
ワイパーは普段から直射日光に晒されているため劣化が進みやすく、定期的な交換が必要なのです。
できればワイパーゴムだけでなく、ワイパーブレードも同時に交換したいところ。
ワイパーブレードは、ワイパーゴムがフロントガラスにしっかりと密着するようにゴムに圧力をかける役目をもつ部品です。
フロントガラスの曲率に合わせてしなる構造になっているため、意外と簡単に曲がってしまうのです。
特に冬の時期、フロントガラスに張り付いた雪や氷を強引にワイパーで払っていたという人は要注意。ワイパーブレードが曲がっていると、ワイパーゴムがガラス面にきちんと密着できません。
せっかくワイパーを動かしても、水滴をまんべんなく拭き取ることができないという事態に陥ってしまいます。
そのためワイパーは1年に1回、ブレードごと交換するのがオススメです。
たとえば、毎年梅雨を迎える前にワイパーブレードごと交換する、などと決めておくといいかもしれません。こちらもDIYで簡単に交換することができます。
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