3000万円超え「カクカクデザイン」に惚れる! 4L V8&48V搭載で走りは? Mercedes-AMG「G 63」を体感!【試乗記】

AMG G 63乗った印象は? やっぱり凄いの?

 今回は、Gクラス初のEVである「G 580 with EQ Technology Edition 1(以下、G 580 with EQ Technology)」と同じコースを乗り比べたのですが、内燃機関らしい豪快さとマイルドハイブリッドによる電動化のスムーズさを享受できます。

 G 580 with EQ Technologyは、駆動用バッテリーだけでも700kg超のひと昔前の軽量級軽自動車並で、車両重量は3120kgに達しますから、同じコースでもAMG G 63は、軽快感さえ抱かせます。

 乗り比べることの重要性を改めて実感しました。運転が好きならサウンドも含めてAMG G 63を迷わず選びたくなるはず。

4リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンは、最高出力430kW(585PS)、最大トルク850Nmを発揮。
4リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンは、最高出力430kW(585PS)、最大トルク850Nmを発揮。

 また、走行モードにより加速だけでなく、シフトのマナーやサウンドも大きく変わり、最もやる気満々の「スポーツプラス」にすると、音質が高まり、レスポンスも加速も鋭くなります。

 普段はウルトラスムーズな9速ATが減速時には、ブリッピング(回転合わせ)しながら変速していきます。

 しかし、AMG G 63とはいえ、常にファイティングポーズを取って乗る人ばかりではないでしょう。

 風切り音やロードノイズなども改良前よりも押さえられている印象で、走行モードを「コンフォート」にすれば、よりソフトな乗り心地も得られるのも朗報。

 いざとなれば悪路を自在に走破できるオフローダーであり、スポーツカー顔負けの加速性能。

 そして静粛性など快適性も高めた高級SUVという顔を持つ「AMG G 63」。

 3000万円超の車両価格であっても数年といわれる長い納車待ちの列が続くのがよく伝わってくる仕上がりです。

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Writer: 塚田 勝弘

中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。

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