トヨタのドイツ法人は2025年5月16日、欧州向けの新型バッテリーEV「アーバンクルーザー」の予約受付を開始しました。

　アーバンクルーザーは、2023年11月に欧州で発表された「アーバンSUVコンセプト」の市販モデルです。

　ボディサイズは、全長4285mm×全幅1800mm×全高1640mmで、ホイールベースは2700mm。トヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」（全長4180-4200mm×全幅1765mm×全高1580-1590mm）よりも少し大きいボディサイズとしました。

　フロントフェイスにはトヨタの最新モデルに用いられる「ハンマーヘッド」を採用し、インテリアは、低く水平なメーターパネルと高めの座席位置を組み合わせた、すっきりとした開放的なデザインに仕上がっています。

　パワーユニットは、FF（前輪駆動）モデルが2タイプと4WDモデルが1タイプの計3タイプを用意。FFモデルは最高出力106kWのモーターと49kWhバッテリーを組み合わせた標準タイプおよび最高出力128kWのモーターと61kWhバッテリーを組み合わせた高性能タイプ、4WDモデルは最高出力135kWのモーターと61kWhバッテリーを組み合わせます。

　航続距離は、FFモデルがWLTP複合モードで最大420km、4WDモデルは370kmとなります。

　ボディカラーは全11色を用意。そのうち5色は、ブラックルーフとのツートーン仕様で、これは最上級モデルとなるラウンジ専用のオプション設定となっています。

　ドイツでの価格は2万9990ユーロから、日本円で約514万円からに設定され、同市場で2025年後半より納車が始まる見込みです。

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　欧州で予約が開始された新型アーバンクルーザーに対して、ネット上ではさまざまな反響が集まっています。

「かっこいいなぁ」「これは楽しみ！」「現代的なトヨタデザインがいいですね」「液晶メーターがキレイで驚いた」など、先進的かつスタイリッシュな内外装デザインが好評となっているようです。

「都市部で乗るのにちょうどよさそう」「大きすぎないのが良い」と、コンパクトSUVならでは使い勝手の良さに興味を持つ人もいました。

　さらに、「日本で売って欲しい（マジで）」「日本でも発売してくれ… マジで乗り換えるから… 頼むよトヨタ…」「日本発売を期待するけど、どうなるんかなぁ」など、国内導入を熱望する声も多く寄せられています。

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　新型アーバンクルーザーは、コンパクトサイズでありながら高効率なパワートレインと実用的な装備を兼ね備えた欧州市場戦略モデルとして注目されています。

　日本を含め、今後のグローバル展開にも期待がかかります。