トヨタ「SUVミニバン」!? 約580万円の「ノア“SUV”」がスゴイ! 黒顔&車高アゲ&オバフェン装備の新「Ark van ヴォクシー」とは
2025年7月の開催が発表された「オートメッセin愛知」。「大阪オートメッセ」の流れをくむ本イベントでは、さまざまなカスタムカーの展示が予想されますが、2月に行われた同イベントでは、オートルビーズが「Ark vanノア」を出展していました。どのようなモデルなのでしょうか。
まさかの「ノアSUV」?
2025年7月26日から27日にかけ、「オートメッセin愛知」が開催されます。こちらは「大阪オートメッセ」のDNAを受け継ぎ、愛知県常滑市で行われるイベント。大阪オートメッセのように多くのクルマが展示されるはずです。
2月に行われた大阪オートメッセでは、オートルビーズが「Ark vanノア」を出展していました。

オートルビーズは、鳥取県岩美町に拠点を置くカスタムカー専門店です。普段は自動車の販売や車検、修理、板金塗装、さらにはカー用品の販売等を手掛けている他、これまでにもスズキ「ジムニー」などのカスタムで実績を重ねてきました。
そんなオートルビーズのArk vanノアは、トヨタ「ノア」をベースにしたカスタムコンプリートカーです。
ノアは、トヨタ「タウンエースノア」「ライトエースノア」の後続モデルとして2001年11月に誕生したMクラスのミニバン。姉妹車として、同じくトヨタの「ヴォクシー」を展開しています。
現行モデルは2022年1月に登場した4代目。ボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895-1925mm、ホイールベースは2850mmです。
パワートレインには、最高出力170馬力・最大トルク約20.6kgf-mを発揮する2.0リッターのガソリンエンジンにDirect Shift-CVTをガソリン車と、最高出力98馬力・最大トルク約14.5kgf-mを発揮する1.8リッターエンジンに最高出力95馬力のモーターと電気式無段変速機を組み合わせたハイブリッド車をラインナップしています。
駆動方式にはガソリン車に2WDと4WDを、ハイブリッド車には2WDとE-Fourをそれぞれ設定しています。
そんなノアをオートルビーズはSUV風にアレンジしています。まずフロントグリルはブラックで塗装。その上でフロントフェイスをの一部変更し、タフなデザインにしています。
ルーフにはアウトドアで活用できそうなラックを搭載。サイドにはオリジナルのオーバーフェンダーを追加しています。
足元では、40mmのリフトアップキットを装備したほか、デルタフォース製のホイールとトーヨータイヤ製のオープンカントリーR/Tを組み合わせ採用。車高を高めつつ、SUV感を強化しました。
オートルビーズのスタッフによれば、家族で乗る方が気兼ねなく使えるよう、車高を上げる方向で改造し、運転できるようにしたそうです。
コンプリートカーの価格は580万円となるほか、所有しているノアをArk vanノア仕様にカスタムしてもらうことも可能です。
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大阪オートメッセ2025が初展示となったArk vanノア。その際には多くの来場者に注目されていました。オートメッセin愛知で展示されたら、多くの人気を集めることでしょう。
Writer: 鈴木伊玖馬
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。



















































