ホンダ「“新”N-BOX」登場! 新車174万円で“日本一売れてる軽ワゴン”が精悍「メッキ増しデザイン」採用! 「初代から乗ってます」「これで十分」の声も!? 販売店に寄せられた声とは

4月17日に発売を開始したホンダ「N-BOX」の一部改良モデルについて、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

「全方位隙なし」な国産最強モデル「N-BOX」

 2025年4月18日、ホンダは一部改良を実施した「N-BOX」を発売しました。

 幅広いユーザーから絶大な人気を誇るN-BOX。ユーザーの反響はどのようなものでしょうか。首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。

一部改良を実施したホンダ新「N-BOX」
一部改良を実施したホンダ新「N-BOX」

 2011年12月にデビューしたN-BOXは、独自の「センタータンクレイアウト」による広い室内空間に、使い勝手のよい両側スライドドアを組み合わせたことで人気を獲得。

 2011年のデビューから2024年までの累計販売台数は273万8852台と、コンスタントに年間20万台前後を販売しているほか、軽自動車の新車販売台数において10年連続の首位を獲得。

 さらに、普通車を含めても2021年度から4年連続でトップを維持するなど軽自動車だけでなく、新車全体で見ても日本で「もっとも売れている」クルマです。

 現行型の3代目は2023年10月にデビュー。通常の「N-BOX」とエアロタイプ「N-BOXカスタム」に加えて、2024年9月にはSUV風の「N-BOX JOY」が追加され、新たなユーザーの獲得に一役買っています。

 パワートレインは各モデル共通で、排気量660ccの直列3気筒DOHC NA(自然吸気)エンジンのほか、660cc直列3気筒DOHCターボエンジンを搭載。

 駆動方式は2WD(FF)と4WDの2種類、トランスミッションはCVTのみとなります。

 車両本体価格(N-BOX JOY除く)は、NAエンジン&2WDモデルの車両本体価格は173万9100円から、N-BOX カスタムは192万3900円からです。

 今回の一部改良では、N-BOXカスタムに用意されるカジュアルなパッケージ「N-BOXカスタム コーディネートスタイル」に、ダーククロームメッキのLEDフォグライトとフォグライトガーニッシュを標準装備。

 またN-BOXに設定のパッケージ「N-BOX ファッションスタイル」には、ルーフとドアミラーにプレミアムディープモカ・パールを配色した2トーンカラーを追加するなど、クルマの魅力をさらに引き出す改良が施されています。

 改良モデルがすでに販売が開始されているN-BOXですが、現行型の人気や売れ行きはどうなのでしょうか。首都圏のホンダディーラーに聞いてみました。

「N-BOXカスタムが売れ筋ではありますが、昨年秋に追加されたN-BOX JOYが物珍しさもあり、人気を博していますね。

 年齢層も幅広くて、20代の若い子育て世代の方たちから、上は70代の方まで、老若男女問わずお選びいただいています。

 大変ありがたいことに、初代モデルからのお乗り換えというお客様が多いです。

 初代モデルを10年乗って、そろそろくたびれてきたから、3代目のN-BOXシリーズに乗り換えてみようと販売店に起こしになられる方が増えてきています」

 また、別のホンダディーラーではこんな声も。

「軽自動車というと、ご主人が家族で遠出できるような大きなミニバンを所有し、奥さまの通勤の足やお子様の送迎に使うといった組み合わせが多かったイメージです。

 しかし、N-BOXが浸透してきたあたりから『1台で旅行から普段使いまでこなせる軽自動車』ということで、上級モデルをお選びいただき、フルオプション状態でご契約される方が増えた印象です。

 あと、子育てを卒業した方たちが『もう家族で出掛けることもほとんどないし、ミニバンから使い勝手のよい軽自動車に乗り換える』というケースも多いですね。

 都心に近い立地であるため、道や駐車場が狭いエリアが多いので、小回りが効くクルマとしても評価していただいています」

 やはり、日本イチ売れているクルマ、ということはこうした販売現場でのリアルな声に現れており、まさに全方位隙なしといった、盤石さすら感じさせます。

 世代を問わずリピーターが多いことからも、日本のライフスタイルにN-BOXシリーズが深く浸透していることは確かなようです。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

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