新車99万円で「4人」乗れる! トヨタ最新「軽セダン」の“一番安いモデル”がスゴイ!「めちゃ低燃費」&装備充実! コスパ最高の「ピクシスエポック」とは!

トヨタの乗用車で価格が一番安いモデルが「ピクシスエポック」です。ベーシックな「軽セダン」ですが、なかでも最廉価グレードはどのような仕様なのでしょうか。

100万円切りを実現した「ピクシスエポック B“SA III”」

 昨今、クルマの進化や先進装備の採用、原材料の高騰などにより、新車価格の高額化が進んでいます。軽自動車も例外ではなく、登録車のように200万円を超える高額なモデルも存在しています。

 一方で、トヨタは100万円を切る安価な軽自動車を販売。それが「ピクシスエポック」です。

トヨタの軽セダン「ピクシスエポック」がスゴい!
トヨタの軽セダン「ピクシスエポック」がスゴい!

 トヨタの「ピクシスシリーズ」は、ダイハツからOEM供給を受けて2011年から販売されている軽自動車シリーズ。

 現在は、軽セダンのピクシスエポックのほか、軽バンの「ピクシスバン」、軽トラック「ピクシストラック」がラインナップされています。

 なかでも、一番安いトヨタ車とは一体どのようなモデルなのでしょうか。

 ピクシスエポックは、ダイハツ「ミライース」のOEM車で、初代モデルは2012年に登場。現行モデルは2017年にフルモデルチェンジした2代目です。

 ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mmと、軽自動車らしいコンパクトなボディで、ルーフの高さを抑えた設計が特徴となっています。

 内外装はシンプルな仕様となっており、エクステリアはシャープなデザインのフロントマスクを装着し、内装はブラック基調の落ち着いたデザインを採用。4人が快適に移動できる空間を備えました。

 パワートレインは、最高出力49馬力を発揮する660cc直列3気筒自然吸気エンジンにCVTを組み合わせて搭載。軽自動車用のエンジンですが、アクセルを踏んだときの応答性の良さなど、スムーズかつ快適な走行が可能となっています。

 駆動方式は2WDと4WDが用意されます。

 また燃費性能も優れており、WLTCモード燃費は23.2km/L~25.0km/Lを達成しました。

 2024年10月1日に一部改良を受けた最新のピクシスエポックは、安全機能をアップデート。リア部のソナーが2個から4個に増設され、後退時の安全性能の向上が図られています。

 また4WDのみに設定されていた寒冷地仕様が2WDにも標準装備されました。

 グレードは、「B“SA III”」「L“SA III”」「X“SA III”」「G“SA III”」の4種類。

「SA III」とは、予防安全システム「スマートアシストIII」が搭載されていることを示しており、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)やペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報などを備えるなど、充実した安全装備が魅力です。

 グレード別の特徴は、ベーシックなL“SA III”には前後パワーウィンドウや7色のボディカラー、中級のX“SA III”ではLEDヘッドランプや電動格納式のドアミラー、メッキの内装加飾を標準装備。最上級のG“SA III”にはアルミホイールやオートエアコン、キーフリーシステムが装着されます。

 一方、最も安いB“SA III”にはこれらの装備は設定されておらず、外観はセンターキャップ付きの13インチスチールホイールや、手動可倒式のブラックのドアミラー、ハロゲンヘッドランプを装備。

 内装に華美な加飾はなく、エアコンもマニュアル式ですが、先進的な自発光式デジタルメーターや前席のパワーウィンドウ、キーレスエントリーなどがそろっているほか、最新の運転支援機能も完備しています。

 必要十分な装備・機能が盛り込まれたうえで99万2200円(消費税込)を実現したピクシスエポック B“SA III”は、日常の足として使う軽自動車として最高のコストパフォーマンスを実現していると言えるでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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