スズキが展開している「3列シートミニバン」に、話題が集まっています。

　スズキは軽自動車やコンパクトカーのイメージが強いですが、一体どのようなクルマで、どういった声が上がっているのでしょうか。

　スズキ「ランディ」は初代モデルが2007年に誕生。

　もともと日産「セレナ」のOEMモデルでしたが、2022年に登場した4代目からトヨタ「ノア」現行型のOEMモデルに切り替わり、現行モデルとなっています。

　ちなみにスズキは2005年夏まで7人乗りミニバン「エブリイランディ」を展開していました。これは軽自動車の「エブリイ」をベースに、1.3Lエンジンを搭載してミニバン用にボディを拡大したものです。

　現行の「ランディ」は、スズキの乗用車ラインナップにおいて、最大サイズを誇っています。

　ボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1845mm、ホイールベース2850mm。

　グレードはガソリンモデルの「G」およびハイブリッドモデルの「HYBRID G」の2種類を展開。乗車定員はガソリンモデルは8人、ハイブリッドモデルは7人です。

　ちなみにノアと比較すると、エアログレードは無く、乗車定員もそれぞれ1タイプに固定です。

　エクステリアの特徴は、大型のフロントグリルが「ランディ」専用にシルバー塗装＋メッキとなっていることです。

　ボディカラーは「ホワイトパールクリスタルシャイン」、「メタルストリームメタリック」、「アティチュードブラックマイカ」、「スティールブロンドメタリック」の全5色となっています。ちなみにノアの場合、さらに「グリッターブラックガラスフレーク」と「レッドマイカメタリック」の2色があります。

　内装面では完全なオーディオレス仕様となり、それに伴って専用通信モジュールも備わらないという点もノアとの大きな違いです。

　いっぽう、ノアではオプションとなる「ナノイーX」、左右独立温度コントロールフロントオートエアコン+リアオートエアコン（リアクーラー+リアヒーター）、快適温熱シート（運転席・助手席）が全車標準装備となっているのが嬉しいところ。

　さらにガソリンモデルでは、独立型センターコンソールボックス（充電用USBソケット（Type-C）2個付）も標準装備となるなど、ユーザーの選択率の高そうな装備が標準化されているのです。

　その代わりメーカーオプションは存在せず、ナビなどはディーラーオプションで装着するかカー用品店などで別途購入する必要があります。

　スズキ「ランディ」の販売価格（消費税込み）は310万6400円から（ガソリンモデル・2WDの場合）。

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　ネット上では「顔がノアより好みかも」「いいよね」「街で見かけてびっくりした」「そうなんだ」「スズキエンブレムが新鮮！」といった声が。

　いっぽうで「セレナじゃなくなったのか！」「セレナのイメージがあった」と、旧モデルでのOEM展開のイメージがいまだに強いという声もありました。