超高級「“ミニバン”センチュリー」がスゴい! 豪華インテリアは「走る“スイートルーム”」!? 巨大“ウロコ”グリルもカッコいい! ビュイック「GL8センチュリー」とは
中国の高級ミニバン市場で注目を集めているビュイック「センチュリー」。超豪華な内装と先進装備を備えた“走るスイートルーム”について紹介します。
全長5.2m級高級ミニバンの頂点モデル
「センチュリー」といえば、トヨタの最高級ショーファーカー(お抱え運転手に運転を任せ、オーナーは主に後席に乗る高級車)として知られます。
しかし同じ名前の超高級ミニバンが存在していることは、あまり知られていません。

米国・ゼネラルモーターズ(GM)社の中国現地合弁会社となる「上海通用(通用はGMのこと)」には、同名の“センチュリー”(中国では「世紀」)が存在しています。
センチュリーといえば、実はかつてビュイックの高性能セダンに用いられていた歴史ある名称です。
そんな名も、2022年以降は中国市場専用の最高級ミニバンに生まれ変わりました。
ビュイック「GL8」シリーズの頂点に立つ「GL8センチュリー」は、富裕層や文化人、政財界リーダーといった“新時代の上級ユーザー層”をメインターゲットに据え、プレミアムミニバンとして設計されています。
センチュリーのエクステリアは、ビュイックの新世代デザイン言語「PURE Design」に基づいており、アジア文化と現代的な美意識を融合させたものです。
特徴的なのは、うろこ状の大型フロントグリルと、逆L字型に構成されたLEDヘッドライトでしょう。
2025年モデルでは各ランプに90個以上のLED素子と7つのプロジェクターが組み合わされ、インタラクティブな照明演出を実現します。
リアも幅いっぱいに広がる一文字型のLEDテールランプを備え、730個のLED素子で構成された光の帯が特徴的です。
ボディはツートンカラーが用意され、ゴールドの加飾を施したフラッグシップ仕様では、他車と一線を画す威厳あるたたずまいを演出します。
クロームアクセントやウェルカムイルミネーション、ドア下に浮かび上がる2.5メートルの「ライトカーペット」など、細部の仕上げにも抜かりがありません。
ボディサイズは全長5230mm×全幅1980mm×全高1867mm、ホイールベースは3130mmと堂々たるサイズを誇ります。
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