超高級「“ミニバン”センチュリー」がスゴい! 豪華インテリアは「走る“スイートルーム”」!? 巨大“ウロコ”グリルもカッコいい! ビュイック「GL8センチュリー」とは
室内はもう「スイートルーム」の域に
インテリアはまさに「スイートルーム」のような空間です。
上級仕様では4人乗りレイアウトが採用され、後席には電動調整式のキャプテンシートを装備。
18ウェイ調整、マッサージ、ヒーター付きフットレスト、ベンチレーション、電動オットマン、星空ルーフライナー、32インチ格納式スマートスクリーン、13リットル冷蔵庫、Boseサウンドといった豪華装備が惜しみなく搭載され、まさにプライベートジェットのような後席体験を提供します。

また6人乗り仕様では3列すべてに独立シートを備え、前後左右にスライド可能な2列目シートや、15.6インチの天井モニターを搭載。
7人乗り仕様では3列目にベンチシートを採用。シアター風レイアウトによって良好な視界と快適性を両立しています。
全仕様ともにナッパレザーや木目調パネル、スエード張りの内装が標準装備され、まさに“走る高級邸宅”の風格です。
インフォテインメント面では、Snapdragon8155チップを搭載した統合システムを中心に、前席には30インチの湾曲6Kディスプレイを採用。後席にも15.6インチまたは32インチのスマートスクリーンが装備され、5G通信、OTAアップデート、AI音声アシスタント、キャビントークシステム、空気清浄システムなど先進技術が満載です。
安全面でも、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援、360度カメラ、緊急自動ブレーキなどのADASを標準または上位モデルで装備し、「QuietTuning」による静粛性向上や高張力鋼のボディ構造も採用。乗員の安心と快適性を徹底追求しています。
パワートレインは、2リッター直列4気筒ターボエンジンに48Vマイルドハイブリッド(MHEV)を組み合わせたユニットで、最高出力237PS、最大トルク350N・mを発生。駆動方式はFFで、トランスミッションは9速ATが組み合わされ、0-100km/h加速は約9.5秒、燃費は8.65L/100km(約11.6km/L)とされています。
また、GL8ファミリーの中には、より高性能な1.5リッターターボPHEV仕様(最高出力約392PS、EV航続距離約140km)も存在し、センチュリーの技術的な“兄弟モデル”として注目を集めています。
2025年モデルの中国における価格は、4人乗り仕様が68万9900元(約1422万円)、6人乗りが52万9900元(約1092万円)、7人乗りが46万9900元(約969万円)からとされています。
ビュイックGL8 LS/ESのPHEVモデルでは、最安で24万9900元(約515万円)からという構成になっており、センチュリーはその頂点に立つプレミアムラインであることが明確です。
センチュリーは、もはやミニバンの枠にとどまらず、「移動する邸宅」「プライベートジェットの代替」とも形容される超高級モビリティです。
レクサス「LM」やトヨタ「アルファード」といった日本勢と同等以上の設備・技術力を備えながら、プレミアムミニバン市場において独自のラグジュアリー像を確立しつつあります。
ビュイックが築いたGL8ブランドの信頼性と実績の上に構築されたセンチュリーは、中国市場の高級ミニバンセグメントにおける“新たな基準”といえる存在と言えるでしょう。
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