トヨタは2025年5月21日、全面刷新を受けた6代目の新型「RAV4」を世界初公開しました。約7年ぶりのフルモデルチェンジです。

【画像】超カッコイイ！ これがトヨタ「新型RAV4」です！画像で見る！（30枚以上）

　この同車に対してネット上では、早くも反響が集まっています。

　初代RAV4は1994年に登場し、クロスオーバーSUVという新たなジャンルを築いたパイオニア的存在です。日常使いに適した走行性能とオフロード対応力を両立し、そして力強いデザインが評価され、長年にわたりグローバルで高い人気を誇ってきました。

　現行の5代目モデルは2019年に登場し、2020年にはプラグインハイブリッド（PHEV）仕様を追加。2022年には年間販売台数がトヨタ車で唯一100万台を突破するなど、勢いは止まりませんでした。

　今回の発表に先立ち、トヨタは日本・アメリカ・ヨーロッパ各地の公式SNSでティーザー画像を相次いで公開。5月19日には特設サイトも開設され、注目を集めていました。

　6代目となった新型RAV4の開発コンセプトは「Life is an Adventure」。誰もがこのクルマを通じて、アクティブなライフスタイルを楽しめるように、との思いが込められています。

　走りの進化にも注力し、新世代ハイブリッドシステムを搭載してさらなる加速感を実現。3タイプの異なるキャラクターも大きな特徴です。

「CORE（コア）」は塊感を強調した「ハンマーヘッド」デザインを採用し、先進性と力強さが表現されています。特に一体型のグリルは洗練された印象です。

「ADVENTURE（アドベンチャー）」はワイドトレッドや縦比率の高い大型グリル、専用フェンダーで本格SUVらしさを強調。直線的なラインを活かした、厚みのあるフォルムが力強さを演出しています。

「GR SPORT（ジーアールスポーツ）」は専用の足回りチューニングや空力パーツ、軽量アルミホイールなどにより、街中からワインディングまでスポーティな走りを提供します。

　インテリアは「アイランドアーキテクチャ」をキーワードに、使いやすさと快適性を両立。

　水平基調で構成された、クリーンなダッシュボードデザインや従来モデルより約40mm低く配置されたインパネにより、視界が広がり運転のしやすさが向上しました。デジタル機器の連携性にも優れ、操作性とモダンな収納性を兼ね備えた空間が広がります。

　さらに、トヨタ初のソフトウェア開発基盤「Arene（アリーン）」を採用し、安全性や移動の楽しさをさらに高めています。都市部でも自然の中でも頼れる「相棒」としての存在を目指します。

　パワートレインはPHEVとHEVの2種類を設定。

　PHEVには新開発の第6世代ハイブリッドシステムを搭載し、モーター出力を12％向上。小型化と高効率化を実現したパワーユニットにより、EV走行距離は従来の95kmから150km（目標値）へと大幅に延伸されました。家庭用電源として活用できるV2Hや、約30分で80％まで充電可能なDC急速充電にも対応しています。

　HEVモデルもトランスアクスルや制御系の改良により、なめらかな加速と軽快な出足、ダイレクトな走りを実現。

　先進安全装備も進化し、「Toyota Safety Sense」は最新版へアップデート。「ドライバー異常時対応システム」など、新たな機能も加わりました。

　早速ネット上では新型RAV4に関して関心を寄せる人が多いようで、「めちゃくちゃカッコいい！3種類とも顔がイイね！」「新型RAV4カッコよすぎるやろ！」「見た瞬間鳥肌たったわ！」といった驚きと称賛の声が目立ち、「アドベンチャーの顔よすぎ！」「アドベンチャーのアーマー感好きすぎる」といった特定グレードに対するデザイン評価も見られました。

　また、「COREのグリル見て、レクサス仕様もあるのかと思った！」というコメントもあり、ブランド間のデザイン比較を想起させる反応も見られました。

　グレードごとの注目点では、「GR来たか！欲しすぎぃぃ！」「GRってクラウンスポーツより性能よくね？」「GRスポーツマフラーが控えめなのか」など、GR SPORTに対する期待感と細かな仕様への言及がありました。

　機能面では、「燃費向上だったり、PHEVのEV航続距離向上したのいいね」と、電動化の進化に対する前向きな評価が寄せられています。

　一方で購入に関するリアルな声もあり、「めちゃくちゃ欲しいけど…お高いんでしょ？」「新型RAV4が出るって全然知らんかった！5代目買ったばっかり…」「うわーカッコいい！エステートとRAV4悩むなぁ」など、価格や購入タイミングへの悩みも共感を呼んでいます。

　新型RAV4は、デザイン・性能・装備いずれにおいても多くのユーザーから期待と関心を集めていることがうかがえます。

　日本では2025年度内の発売を予定しており、今後の発表にも注目が集まります。