レクサス新「“6人乗り”SUV」に反響多数! 366馬力の”スポーティモデル“もある「4WDモデル」! 「力強くて存在感がある」「RXよりも好み」「日本でも売ってほしい」…カナダで発売された「TX」とは

レクサスのカナダ法人は2025年11月5日に、北米地域専用の3列シートSUV「TX」2026年モデルの発売を開始しました。同モデルに対して、どのような反響が寄せられているのでしょうか。

広々室内の3列シートSUV

レクサスのカナダ法人は2025年11月5日に、北米地域専用の3列シートSUV「TX」2026年モデルの発売を開始しました。

TXは、3列シートを備えたビッグサイズSUVへの強いニーズに対応すべくアメリカで開発され、2023年にデビューしたクルマです。

レクサス「TX」2026年モデル
レクサス「TX」2026年モデル

エクステリアデザインは「実用的エレガンス(PRACTICAL ELEGANCE)」をコンセプトに掲げており、フロント機能全体を包括的に捉えた「ユニファイドスピンドル」の採用により、装飾を抑えつつも存在感のあるスタイリングを特徴としています。

プラットフォームには、日本でも販売される「RX」と共通のGA-Kプラットフォームが採用されていますが、車格としてはRXよりワンクラス上のモデルとして位置づけられています。そのボディサイズは全長5160mm×全幅1990mm×全高1780mm、ホイールベースは2950mmに達します。

乗車定員は2-3-2のシート配列による7人乗り仕様と、2列目を独立型とした2-2-2の6人乗り仕様から選択可能です。

特筆すべきはその広大なラゲッジルームで、全席使用時でも機内持ち込みサイズのスーツケースを7個積載できます。さらに2列目と3列目のシートを格納すれば、荷室容量は最大で97立方フィートまで拡大します。多彩なシートアレンジと合わせ、家族での長距離移動やレジャーといった多様な用途に応えるパッケージングを実現しています。

パワートレインは2種類がラインアップされています。ひとつは2.4リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する「TX350」で最高出力は275馬力、もうひとつは同エンジンに電気モーターを組み合わせたパラレル式ハイブリッドの「TX500h」で、こちらは366馬力を発揮します。いずれのモデルも駆動方式は4WDです。

グレード構成は装備の違いにより、TX350に6種類、TX500hに4種類が設定されています。2026年モデルの主な特徴として、全7色が用意されるボディカラーのうち、「レッドマイカ」を選択できる対象グレードが拡大されました。

価格も改定され、TX350は6万9605カナダドル(約783万円)から、TX500hは8万5050カナダドル(約957万円)からとなりました。これは2025年モデルと比較して500カナダドルほどの上昇となります。

 同モデルに対し、ネット上では「力強くて存在感がある」「RXよりも好み」といった好意的な意見や、3列シートは必要だがミニバンは避けたいという層から「これこそ求めていたクルマ」「ミニバン卒業組の受け皿になる」として注目を集めています。

 また、レクサスのラインナップにおいて、RX(3列仕様は廃止)とLX(高額・本格クロカン)の間を埋める「実用的な3列シートSUV」が存在しないため、日本導入を強く希望する声も見られました。

 そのほか、同モデルには「幅2メートルは日本の駐車場や路地では厳しい」「取り回しに苦労しそう」といった冷静な指摘も多数寄せられています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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