トヨタ「新型RAV4」世界初公開へ! 大型ウイングの「“GR”モデル!?」&“本格オフロード仕様”など「3つの異なるデザイン」確定! 7年ぶりに全面刷新となる「ミドルSUV」の気になる仕様とは?
2025年5月12日と5月19日にトヨタは新型「RAV4」のティーザー画像を発表しました。これらの画像から分かる新型RAV4の確定情報や予測できる仕様とは、一体どのようなものなのでしょうか。
スタンダード/オフロード/スポーティの3つの異なるデザイン
2025年5月12日と5月19日にトヨタは新型「RAV4」のティーザー画像を発表し、自動車ファンの間で大きな話題を呼び、フルモデルチェンジへの期待を一気に高めました。
今回7年ぶりの大幅刷新となるこのモデルは、デザインや機能の進化を通じて、ミドルサイズSUV市場に新たな風を吹き込む存在として注目されています。

RAV4は、1994年に初代が登場したコンパクトクロスオーバーSUVです。
現行モデルである5代目は2018年にデビューしており、TNGAプラットフォームを採用するほか、剛性や走破性の向上が図られました。
エンジンは2リッターガソリンと2.5リッターハイブリッドがあり、4WDも選択でき、アウトドアや悪路でも活躍します。
荷室は広く、都市部からアウトドアまで幅広く対応する万能SUVとして、日本のみならず世界的にも支持を得ているモデルです。
5月12日に公開されたティーザー画像では車種名が明かされず、車内の部分的な写真のみが公開されたため、ネット上では「新型RAV4ではないか」との憶測が飛び交いました。
公開された画像からは、コンパクト化されたシフトノブが確認でき、ガソリンモデルの廃止を匂わせるデザインが特徴的。
このことから、ハイブリッド(HEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)がラインナップの中心となる可能性が予想されます。
また、雪まみれのスキーゴーグルやストックとともに「LIFE IS AN ADVENTURE」の文字が映し出された画像は、防水・防汚性能の高さをアピールし、現行モデルの「ADVENTURE」グレードの継続を期待させるものでした。
さらに、12.3インチのフル液晶メーター、14インチの大型ディスプレイオーディオ、ヘッドアップディスプレイの搭載が確認でき、直線基調で無骨な印象のダッシュボードデザインも垣間見えました。
同日、米国トヨタと英国トヨタが公開した追加のティーザー画像では、新型車の車体を真上から撮影した姿を披露。
この画像からは、トヨタの最新デザイン言語「ハンマーヘッド」を採用したシャープなフロントフェイスと、スタイリッシュなブラックのツートンルーフが確認できました。
ハンマーヘッドデザインは、「プリウス」や「クラウンシリーズ」に通じる洗練された印象を与え、都会的でモダンな外観を強調しています。
そして5月19日、トヨタは新たなティーザー画像を公開するとともに、車種が新型RAV4であることを正式に発表。
同時に特設サイトが開設され、世界初公開に向けたカウントダウンが始まりました。
この日公開された画像からは、具体的なデザインやモデルバリエーションが明らかになり、新型RAV4の全貌がより鮮明になりました。
シャープで精悍なヘッドライトがハンマーヘッドデザインで確定し、力強いフロントマスクを形成しています。
リアは、縦型LEDライトが一文字に繋がったデザインのテールライトが特徴的です。
モデルバリエーションとしては、スタンダードモデル、オフロード仕様、GRモデルを予感させるスポーティな仕様の3タイプが用意されることが確実視されています。
スタンダードモデルは現行モデルの力強さを継承しつつ、滑らかなボディラインで空力性能を向上させ、都会的なスタイルを強調。
オフロード仕様では、ゴツいオーバーフェンダーと大型オフロードタイヤを装備し、悪路走破性を強化したアウトドア愛好家向けのモデル。
GRライクなスポーティな仕様には、大きなウイングと「GRカローラ」に似た大開口のフロントバンパーを採用し、スポーティな走りとアグレッシブなデザインを追求。
ちなみにGRモデルだった場合、RAV4の日本仕様で初めてのGRモデルとなります。
なお、新型RAV4は、2025年5月21日10時(日本時間)にワールドプレミアが予定されています。
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