7人乗りSUV! インフィニティ「QX60」 「3.5L V6から2.0L VCターボ」に! 何が変わった? 台湾で乗った印象とは【試乗記】

台湾市場でフラッグシップSUVとなるインフィニティ「QX60 2.0T AWD」に現地で試乗した様子をを紹介していきます。

【試乗レポート】「心」からの再出発 INFINITY「QX60 2.0T AWD」 フラッグシップモデル

 日本では、展開されていない日産の高級ブランド「INFINITY(インフィニティ)」。

 なかなか実際に乗る機会はないですが、いくつかのモデルが販売されています。

 今回はそのなかでも台湾市場でフラッグシップSUVとなる「QX60 2.0T AWD」に現地で試乗した様子をを紹介していきます。

7人乗りSUV! インフィニティ「QX60」 台湾で乗った印象とは(画像提供:車訊網 CARNEWS)
7人乗りSUV! インフィニティ「QX60」 台湾で乗った印象とは(画像提供:車訊網 CARNEWS)

 従来の3.5L V6自然吸気エンジンに加え、三世代同居やファミリー向けに訴求するためQX60に、2.0L VCターボという可変圧縮比ターボエンジンが搭載されました。

 これにより、この大型高級7人乗りSUVは、優れた燃費性能と低い税負担に加え、異なる動力源の選択肢を消費者に提供できるようになりました。

 さらに、その堂々とした風格あるエクステリア、豪華な内装と充実した装備、広々とした快適な室内空間とシートアレンジ機能など、QX60 2.0Tは新たな魅力を持って生まれ変わりました。

 2022年9月に導入されたラグジュアリー7人乗りフラッグシップSUVであるQX60は、高級LSUVとしてのあらゆる特質と、大型ミニバンのような広さと柔軟な積載スペースにより、好調な販売実績を上げています。

 しかし近年、環境意識の高まりと低排気量化の流れの中で、かつては頼もしい存在であったVQ35DD V6エンジンが、逆に消費者が購入をためらう要因の一つとなっていました。

 そこで、メーカーは2025年モデルの発表に合わせて、QX60に大きな変革をもたらします。

 それは、従来の3.5L V6エンジンを廃止し、数々の受賞歴を持つ2.0L VCターボ可変圧縮比ターボエンジンを搭載したことです。

 これにより、QX60は燃費性能が向上し、国内では税制上の優位性も得られました。

 さらに、実感できる価格改定も加わり、QX60 2.0Tはより魅力的な選択肢となっています。

 現在、総代理店の裕隆日産は先行予約価格を発表しており、2.0T風尚モデルと2.0T旗艦モデルはそれぞれ255万元と269万元です。

 一方、3.5L V6エンジン搭載モデルも引き続き販売され、3.5風尚モデルと3.5旗艦モデルの価格はそれぞれ268万元と285万元です。

 ●洗練された豪華なキャビン、充実した最高級の装備

 エクステリアデザインにおいて、QX60 2.0Tに変更はありません。

 依然として堂々とした風格と体躯を誇り、フロントにはブランドの特徴である大型のダブルアーチグリルが配され、その内部のメッシュには日本の伝統的な「折り紙」の要素が取り入れられ、上質な質感が際立っています。

 これに、独特な形状のLEDデジタルピアノキーヘッドライトとテールライト、そして躍動感のあるボディパネルデザインが組み合わされ、目を引く先進的で風格のあるスタイリングを生み出しています。

 また、QX60 2.0Tのキャビンレイアウトも変更されていませんが、インフィニティならではの日本の繊細なラグジュアリースタイルが取り入れられ、依然として驚くほど豪華です。

 キャビン全体がレザーで広範囲に覆われており、特に試乗車にはAutograph究極の6人乗りパッケージがオプション装備されていたため、インストルメントパネルと1列目、2列目のシートはセミアニリンのキルティングレザーで覆われています。

 これに、質感の高いホワイトアッシュウッドのトリムとクロームメタリックのアクセントが加わり、洗練された豪華さと尊厳のある魅力的なキャビン空間を構築しています。

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