ホンダ「“豪華”な3列7人乗りミニバン」に注目! 贅沢な「コンビシート」&専用メーター採用! “特別なエンブレム”も目を惹くデビュー20周年を祝した「オデッセイ」とは?
30年以上の歴史を持つホンダ「オデッセイ」には、さまざまなモデルが登場しました。なかでも「ABSOLUTE・20th Anniversary」には多くの特別な装備が設えられています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
「オデッセイ」の豪華な特別仕様車とは?
ホンダ「オデッセイ」は、30年以上の歴史を持つモデルで、これまでにさまざまな特別仕様車が登場しました。
そのなかでも特に人気が高いのが、発売20周年を記念して登場した「ABSOLUTE・20th Anniversary」です。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

オデッセイは、1994年に初代モデルが登場。
当時、ホンダが展開していたRVモデルシリーズ「クリエイティブ・ムーバー」の第1弾としてリリースされました。
初代は、スタイリッシュなデザイン、広々とした室内空間、そして大人数が乗車できる利便性が評価され、大ヒット。一躍人気モデルとなりました。
その後、1999年に2代目、2003年に3代目、2008年に4代目が登場。
現在の5代目は2013年に発売され、2022年に一度販売が終了した後、2023年に中国からの輸入により販売が再開されました。
5代目は登場から12年と、歴代モデルの中でも長期間展開されています。
2014年、オデッセイ発売20周年を記念して、特別仕様車「ABSOLUTE・20th Anniversary」が登場しました。
ABSOLUTE・20th Anniversaryは、5代目の上級スポーティグレード「ABSOLUTE(アブソルート)」をベースに、人気の装備を追加した特別モデルです。
エクステリアでは、ベルリナ・ブラック加飾を施した大型フロントグリルが目を引きます。
ベースモデルでも十分にスタイリッシュですが、ブラック加飾によりさらに存在感が増しています。
また、フォグライトリングやブラッククロームメッキ加工のリアエンブレムも追加装備。
ホイールは専用の17インチアルミホイールに変更され、足元までこだわった仕上がりとなっています。
インテリアには3列シート7人乗りまたは8人乗りレイアウトを採用。
なかでも7人乗りには「プライムスムース×ファブリック」の特別なコンビシートを装備しているのが特徴です。
このコンビシートはABSOLUTE・20th Anniversary専用のカラーで、室内をより上質な雰囲気に高めています。
運転席周りでは、専用の「バイオレット照明メーター」が特徴。
もともとブラックとシルバーで構成された高級感のあるインパネに、バイオレット照明が加わることで、都会的な雰囲気が演出されています。
さらに、運転席には8ウェイパワーシートを採用し、2列目には大型ロールサンシェイドを追加するなど、使い勝手も向上。
リアドアやキーカバーなどに施された「20th Anniversary」専用エンブレムも印象的です。
ABSOLUTEの内外装に特別装備を加えたABSOLUTE・20th Anniversaryは、現在も高い人気を誇ります。
中古市場では、状態が良ければ約200万円前後と、10年以上前のモデルとしては高額で取引されています。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。



































