トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! レクサス顔”に顔面刷新&“スポーティ”なGRSも追加! 大刷新な「コンパクトSUV」豪州に登場
トヨタオーストラリア法人は、2025年5月8日、マイナーチェンジを遂げた2026年モデルとなる「カローラクロス」を発表しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。
新カローラクロスどこが変わったのか?
トヨタオーストラリア法人は、2025年5月8日、マイナーチェンジを遂げた2026年モデルとなる「カローラクロス」を発表しました。

今回の変更では、ハイブリッド専用化にともない、装備や外観が一新され、新たに「GR SPORT(ジーアールスポーツ)」グレードが加わるなど、商品力が大幅に高められています。
外観では、全グレードでエクステリアデザインが刷新され、フロントグリルは新デザインのメッシュタイプに刷新。同様のデザインのカローラクロスはすでにタイ市場などで展開されており、SNSなどでは「レクサスのようだ」等と話題です。
GXL以上のグレードではLEDヘッドライトのデザインも新しくなっています。これにより、カローラクロス全体のフロントフェイスがより洗練された印象となっています。
ボディカラーは大幅に拡充され、「マッシブグレー」「インク(ブラック)」「アッシュスレート」「シャドウプラチナ」「フィーバリッシュレッド」といった新色が追加されました。
従来から継続される「グレイシャーホワイト」「フロステッドホワイト」とあわせて7色展開となっており、さらにシャドウプラチナ、フィーバリッシュレッド、フロステッドホワイト、アッシュスレートの各色には、グレードによりブラックルーフとのツートーン仕様も設定されます。
ラインナップは、従来のGX/GXL/Atmos(アトモス)グレードにGR SPORTが加わった4グレード構成となり、すべてのグレードでハイブリッド専用化が完了しました。
これにより、電動化戦略が進むオーストラリア市場において、カローラクロスはトヨタの“次世代スタンダードSUV”としての地位をさらに強化することになります。
AWD(四輪駆動)専用となるGR SPORTには、専用デザインのフロントバンパーとダーク仕上げの19インチアルミホイールが装備されました。
さらに、スポーツドライブモードの搭載に加え、専用セッティングのコイルスプリングとショックアブソーバー、電動パワーステアリングのチューニングにより、より俊敏で安定したハンドリングを実現しています。
オーストラリア仕様のカローラクロスは、2.0リッターハイブリッドを搭載しており、日本仕様の1.8リッターハイブリッドとは異なります。日本仕様では、2.0リッターガソリン車がラインナップに加わっていますが、オーストラリア仕様ではハイブリッドモデルのみのラインナップという違いもあります。
新たなカローラクロスのオーストラリア市場への導入は2025年後半を予定しており、価格および詳細な装備仕様は発売時期が近づき次第、現地で改めて発表される見込みです。
日本仕様のカローラクロスでも、改良新型の登場、GR SPORTの追加発売に期待が高まります。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。









































