日本国内で「テスラ・サイバートラック」のレンタル開始! 全長5.7mの「“超巨大”ピックアップ」ついに登場! 斬新すぎる「カクカクデザイン」マシンの活用方法とは!
インターセクトは、日本未導入のテスラ「サイバートラック)」をレンタルできるサービスを開始しました。研究開発用途での活用を主な目的としているといいます。
日本国内で「テスラ・サイバートラック」のレンタル開始!
EV専門レンタルを営むインターセクトは2025年4月28日、日本未導入のEVレンタルサービスを開始し、第一弾としてテスラ「Cybertruck(サイバートラック)」を導入したと発表しました。

サイバートラックは、アメリカの自動車メーカーであるテスラが製造・販売している、フルサイズの電動ピックアップトラック。
2019年11月に発表され、生産は2021年度後半から開始される予定でしたが、発売延期をくり返したため、実際に納車が開始されたのは2023年12月からでした。
ボディサイズは、全長5683mm×全幅2413mm(ミラーを含む)×全高1790mmと巨大で、ホイールベースは3807mm。
エクステリアは、ボディパネルに「ウルトラハード 30X コールドロール ステンレススチール」と呼ばれるステンレス合金を採用しており、その影響もあって大部分が直線で構成されています。
このステンレス合金は、テスラと同じくイーロン・マスク氏がCEOを務める「スペースX」のロケットにも採用されており、強固で耐久性に優れる反面、加工が困難という問題もあり、直線的で大胆なデザインが取り入れられたのです。
インテリアは、前2席+後3席の5人乗りで、後部座席の下に収納スペースを設置。
大理石をイメージさせる外観のダッシュボードには、レーシングカーのようなヨークステアリングと、17インチタッチスクリーンのみが装備されています。
パワーユニットは、シングルモーター、デュアルモーター、トライモーターの3種類を用意。最上級モデルであるトライモーターは、わずか2.7秒で時速100kmまで到達するスポーツカー並みの加速性能を誇ります。
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そんなサイバートラックですが、現時点では日本国内での車検取得が難しく、公道走行は不可。
今回レンタルサービスを開始したインターセクトは、研究開発用途での活用を主な目的と考えており、走行できるのはテストコースや研究施設内に限られます。
そのため、一般向けというよりは自動車メーカー、サプライヤー、または大学・研究機関などに向けたレンタルサービスと言えるでしょう。
またインターセクトでは、近日中にサイバートラックの内覧会を予定。
さらに今後は、「Xiaomi SU7」を例とした中国メーカーの最新EVをはじめ、多様なEVが順次導入されていくほか、要望に応じた車両の手配も可能だということです。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。










































