アクセス、原付1種電動スクーター「スウィーツ・N」 20万円を切る価格で販売
販売元のアクセス(所在地:山梨県甲府市)は、中国の市販車に日本の道路運送法保安基準に合わせ改良した原付1種電動スクーター「スウィーツ・N」を2018年5月10日より販売開始します。
中国の市販車に日本の安全基準に装備改装
小型電気自動車を手掛けるアクセス(山梨県甲府市)は、原付1種電動スクーター「スウィーツ・N」を2018年5月10日より全国の販売代理店と関連会社通販ショップにて販売開始し2018年6月1日より出荷します。
原付1種電動スクーター「スウィーツ・N」について、OEM供給を受ける株式会社アクセス 代表取締役 今福 勇さんにお話をお聞きしました。
―――今回導入の「スウィーツ・N」は、日本の道交法に合わせた改良を行なっているようですが、具体的にどのような作業を行なっていますか?
主に燈火類の変更及び取付位置及び照度の変更・追加です。方向指示灯について前方は、左右の間隔が300mm(8W以上の場合250mm)後方は、左右間隔150mmとなっています。前照灯、後尾灯は、追加し取付位置の変更も行っています。その他、速度計の校正、リフレクターの取付などをおこなっています。
―――OEM契約先の企業について、また、目標としている月間販売台数は?
OEM先は、中国企業の杭州日吉科技有限公司です。
―――目標としている月間販売台数と車両の納期について
「スウィーツ・N」の月間目標販売台数は、50台/月程度です。納車は、通常5営業日以内の発送になります。
中国では早くから電動スクーターが普及しており、車体の耐久性などは日本国内でも問題ないそうです。
街で軽快に乗れる電動バイクとして新型「スウィーツ・N」は、リチウム電池、LEDライト、スマートキーを標準仕様にしたモデルです。
軽量・高性能なリチウムバッテリーを標準搭載し、軽快な乗り心地と、日常の使用に十分な航続距離50km(時速30Km/h定値走行テスト時)を実現しています。
新型「スウィーツ・N」のリチウムバッテリーは、駐輪場での電源確保が難しい場合でも、容易にバッテリーを取り外して室内で充電することも可能です。フル充電に要する時間は、およそ5~6時間です。
ユーザーが入手しやすい価格と、安心して乗れる信頼性を両立するために、中国のメーカーとのOEM契約により製造コストを抑えています。
輸入した市販車を、アクセスの富竹工場にて、日本の道路運送車両法に合わせて改良し、弊社の14年間におよぶEVづくりのノウハウを元に、製品各部の改善を行いリアッセンブリし安心・安全な機能を付け加えて出荷します。
モーター・コントローラは2012年より継続販売し実績のあるスウィーツ・Nの旧モデルと同型の物(3年保証)に曲面マグネットを採用する事でトルクと効率アップをしています。
新型「スウィーツ・N」は、曲線を基調としたデザインを採用し、車体色は、ピンク、ホワイト、アイボリー、の3色が用意されています。
電動バイク「スウィーツ・N」の価格は、18万8000円(税込)です。
【了】