レクサス新型「SUV」近未来的な「すごいハンドル」&“MT風”の画期的8速ミッション新採用! 進化した最新「RZ」欧州仕様どんなモデル?
レクサス「RZ」の最新モデルがベルギーで発表されました。2025年秋以降に各市場で順次発売される予定ですが、何が進化したのでしょうか。
超進化した「RZ」特徴は?
2025年3月12日、レクサスは「RZ」の新型モデルをベルギー・ブリュッセルで発表しました。
RZはレクサスで初めてEV専用モデルとして2023年に発売された比較的新しいSUVですが、初の改良が加えられます。
一体どのようなモデルへと進化したのでしょうか。

最新のRZではBEVシステムが新しくなり、航続距離が伸びて充電時間の短縮も実現。プラットフォームも改良されて走りの基本性能がさらに磨かれたことに加え、四輪駆動システム「DIRECT4」の特性も見直されたことで、気持ちの良い走りが楽しめるといいます。
さらに、レクサスで初めての「インタラクティブマニュアルドライブ(Interactive Manual Drive)」を搭載。MT車のようなシフト操作と、シフト操作時の加減速の際に高揚感を高めるサウンド演出もあり、ダイレクトさが感じられるようになりました。
外観は、フロントロアバンパーモール、ブレーキダクト、リアスポイラー、リアバンパーロア、20インチエアロホイールといったアイテムを採用することで、優れた空力性能に加えて操縦安定性も高めています。
内装では、「調光機能付パノラマルーフ」を装着。調光機能がオンの時はパノラマルーフの透明度が上がって解放感が増すのに対し、オフの時は遮光性も向上させることで直射日光を和らげ、快適なドライブが楽しめます。
さらに電子インナーミラーへの映り込みを低減させたことで、調光パノラマルーフと電子インナーミラーが一緒に装着できるようになりました。
そして、RZの内装で最大のポイントとなるのは、レクサスで初めてとなる「ステアバイワイヤ用ステアリングホイール」の採用です。
RZに新たに搭載される「ステアバイワイヤシステム」は、従来のタイヤとステアリングが機械的に結合するシステムとは異なり、電気信号によってタイヤの動きを制御するというもの。路面からドライバーに伝わる振動を効果的に抑制し、走りにドライバーとクルマの一体感が感じられるようになりました。
このステアバイワイヤシステム搭載モデルに備わるのが、操舵の細かな動きに対応できる専用のステアバイワイヤ用ステアリングホイールです。
少ない操舵角で旋回することができるほか、ドライバーが自然と前方に視線を集中できるコクピットも実現。レーシングマシンを想起させる角ばった楕円のデザインにより、足元のスペースも広く確保することができるため、快適に乗り降りすることも可能です。
加えて、ドアトリムはレクサスで初めてウルトラスエードにレザー加工による模様を施した表皮が仕様されるほか、同じくレクサス初の「ダイナミック陰影イルミネーション」も採用され、光の模様が揺らぐような、徐々に変化するイルミネーションにより、心地良い車内空間を実現しました。
ほかにも、新グレードとして「RZ550e“Fスポーツ”」を追加。RZでは前後モーターの高出力化が施されたほか、最大システム出力300kWの力強い走りを楽しむことができます。
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このRZ新型モデルは2025年秋以降に、各地域で順次発売を予定しているとのことです。
価格などは発売が近づいた段階で発表される見込みです。
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